「良い中古スマホの選び方は?」
「中古スマホのランクって何?」
「中古スマホのおすすめショップは?」
欲しい機種を少しでも安く手に入れるために、中古スマホの購入を検討している人も多いのではないでしょうか。
しかし、中古スマホは安い反面、アプリが使えなかったりバッテリーがすぐ切れてしまったりと快適に使えない可能性もあるため注意が必要です。

中古スマホを購入する時は、利用目的を明確にした上でOSのバージョンやバッテリーの劣化状況を確認しましょう。ショップは、品数や保証が充実しているイオシスがおすすめですよ。
本記事では、中古スマホのおすすめ購入場所を詳しく解説します。
失敗しないためのポイントや中古スマホのランクも併せて解説するので、中古スマホの購入で悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
\ 品揃え豊富 /
中古スマホ選びで失敗しないためのポイント


中古スマホ選びでは、通話やゲームなど主な利用目的を明確にして、目的に合ったスペックの機種を選びましょう。
選んだ機種が、今使用中のキャリアやプランに対応しているかも確認が必要です。
また、トラブルを避けるためにも購入場所は赤ロム保証のあるショップをおすすめします。
利用目的を明確にする
利用 目的 | 必要スペック | おすすめ 機種 |
---|---|---|
通話 LINE | 型落ちモデルで 十分 | – |
動画 ゲーム | ミドルレンジ 以上 | Goggle Pixel 8a iPhone SE 第三世代 以降 |
子供 向け | 操作性や バッテリー 重視 | キッズケータイKY-41C みまもりケータイ4 など |
シニア 向け | 操作性や バッテリー 重視 | らくらくスマートフォンF-53E シンプルスマホ7 など |
スマホの利用目的によって必要な端末のスペックは異なるため、機種を選ぶ際はまず利用目的を明確にしましょう。
子供向けスマホの場合、あんしんフィルターや位置情報を確認できる機能が付いている機種がおすすめです。
キャリアの対応状況を確認する
中古スマホを選ぶ際は、使用中のキャリアに対応しているか確認しましょう。
現在はほとんどの端末がSIMフリーですが、2021年以前の古いスマホはSIMロックがかかっているケースが多く、対象のキャリア以外では使用できません。
SIMロックがかかっているスマホは、IMEI番号を用いてキャリアの会員ページから解除の手続きが必要です。
▼IMEI番号の確認方法
- Android:設定→端末情報→端末の状態→IMEI番号
- iPhone:設定→一般→情報→IMEI番号
なお、新しいスマホでも使用キャリアによっては動作確認が取れていない場合があるので注意してください。
使用中のキャリアの公式サイトから、事前に動作確認済み端末をチェックしておくと安心です。
古いOSバージョンは避ける


昔の機種だとアプリが使えない可能性があるため、古いOSバージョンは避けましょう。
アプリ | 対応OS |
---|---|
LINE | iOS:15以降 Android:9以降 |
X | iOS:14以降 Android:7.93.4以降 |
iOS:15.1以降 Android:9以降 | |
Youtube | iOS:15以降 Android:8以降 |
TikTok | iOS:12以降 Android:5以降 |
iOS:13.4以降 Android:6以降 | |
Netflix | iOS:17以降 Android:9以降 |
iOSは15以下、Androidの場合10以下の端末購入はおすすめしません。
なお、記載のOSより古くても使える場合がありますが、一部機能が使えず、快適にアプリを利用できないケースが多いため要注意です。
バッテリーの劣化状況を確認する


スマホのバッテリーは消耗品なので、中古スマホを購入するときは特にバッテリーの劣化状況を確認することが大切です。
バッテリーの劣化が激しいと、充電の減るスピードが早まります。
長く使うためにも、バッテリーの最大容量が80%以上ある端末を選びましょう。
中古スマホショップのイオシスやにこスマなどはバッテリーの最大容量が表記されていますが、表記されていないショップでは別途確認が必要です。
赤ロム保証のあるショップを選ぶ


購入時には問題なく使えていても、後から赤ロムになることがあるので、赤ロム保証のあるショップで購入しましょう。
赤ロムには端末自体に制限がかかっているため、SIMカードを差し替えてもインターネットが使用できません。



赤ロムかどうかを確認するには、各キャリアの「ネットワーク利用制限携帯電話機確認」ページでスマホのIMEI番号を入力しましょう。
赤ロムの制限を自分で解除することは困難なので、交換や返金など赤ロム保証のあるショップを選ぶと安心です。
中古スマホのランク


中古スマホにはA〜Cなどのランクが表記されていますが、ショップ毎に基準が若干異なります。
ランク | 対応OS |
---|---|
Sランク (新品) | 通電されていない 未開封品 |
Sランク (未使用品) | 動作確認目的で 通電済 |
Aランク | 問題なく動作可能 美品 |
Bランク | 問題なく動作可能だが 使用感あり |
Cランク | 問題なく動作可能だが 傷や汚れあり |
Dランク | 軽い破損や 大きな傷あり |
Jランク | 破損もしくは 一部機能が使用不可 |
ランクが高くてもイメージ通りの中古スマホとは限らないので、必ず写真や説明文を確認しましょう。
また、ショップや商品によってはケーブルなどの付属品がない場合もあるので、安い商品には特に注意してください。
おすすめの中古スマホ販売店


中古スマホの購入は、取扱数が多く無料保証期間も3ヵ月以上と長く設定されているイオシスが最もおすすめです。
無料保証は、基本的に初期不良や赤ロムの場合に適用されます。
なお、メルカリなどの個人間の取引は相場より安く購入できる場合はあるものの、トラブルも多いのでおすすめしません。
イオシス


イオシスは、創業20年以上の大手リサイクルショップです。
中古スマホのラインナップが約2万5,000台以上と豊富な上、保証も充実しているので安心して購入できます。
▼イオシスの保証
- 無料保証:3ヵ月
- 有料保証:月額300円〜で1年3ヵ月
- 赤ロム永久保証
また、イオシスは下取りを利用できるため、今のスマホと交換することでさらに安く端末を購入できます。
ただし、イオシスでは商品の個別写真が掲載されていない点に気をつけましょう。
美品にこだわる人は、Aランク以上の商品を選ぶのがおすすめです。
\ 品揃え豊富 /
じゃんぱら


じゃんぱらは、ソフマップの完全子会社で中古スマホや中古PCなどを販売しているショップです。
無料保証は1ヵ月と短いですが、有料保証に加入することで月額料金を支払い続けている間は継続的に保証対象になります。
▼じゃんぱらの保証
- 無料保証:1ヵ月
- 有料保証:月額550円〜で無期限
- 赤ロム永久保証
また、じゃんぱらは総務省登録修理業者によるiPhone修理サービスを実施しています。
じゃんぱらで端末を購入するとバッテリー交換割引などのサービスも付くので、中古スマホを長く使いたい人におすすめです。
なお、取扱件数は約1,400台と少なめなので、希望の端末がない場合は他のショップを利用しましょう。
\ 長く使える /
にこスマ


にこスマは、伊藤忠グループが運営している中古スマホのネットショップです。
返金は購入してから1ヵ月以内ですが、返品や交換は1年以内と長く設定されています。
▼にこスマの保証
- 無料保証:1年
- 有料保証:なし
- 赤ロム永久保証
ただし、イオシスやじゃんぱらのように実店舗があるわけではないので、トラブルが起きた時に店舗に持ち込みができません。
対面サポートよりも保証期間を重視する人におすすめのショップです。
\ 1年保証付き /
ムスビー


ムスビーは、中古スマホと中古タブレット専門のフリマサイトです。
15年以上の運営実績があり、約2万台もの中古スマホを取り扱っています。
フリマサイトなので、無料保証期間や赤ロム保証の有無、スペックの表記の仕方などが出品者によって異なります。
出品者情報やスペック表記をよく確認する他、不安な人は有料保証サービスのクロネコケータイ安心保証に加入しましょう。
▼ムスビーの保証
- 無料保証:出品者による
- 有料保証:月額550円〜で最大24ヵ月
- 赤ロム保証:出品者による
また、ムスビーでは即日発送可能な商品が多いのがメリットです。
スマホをすぐに買い換えたい場合は、ムスビーの利用を検討してみてください。
\ フリマで買うなら /
キャリアの認定中古品


ドコモやau、ソフトバンクなど大手キャリアでは、一定の基準をクリアした認定中古品が販売されています。
厳しい基準で検査しており、基本的に赤ロムはありません。
保証期間やランク表記は各キャリア毎で異なりますが、大手キャリアによる品質保証がされているため安心感があります。
ただし、他ショップよりやや価格が高い傾向にある他、キャリアによっては回線契約が必要な場合があるので注意が必要です。
品質重視の人は、キャリアの認定中古品を候補に入れましょう。
ゲオモバイル


ゲオモバイルは、全国1,000店舗以上を展開しているゲオによる中古スマホ専門ショップです。
大手のショップのため中古スマホの取扱件数が多く、豊富な商品の中から好きなものを選べます。
▼ゲオモバイルの保証
- 無料保証:1ヵ月
- 有料保証:2,178円+端末販売価格×6%で1年間
- 赤ロム永久保証
また、ゲオモバイルは独自の格安スマホを提供しており、オプション等とセットで契約することで端末を最低1円で手に入れられます。
スマホの買い替えだけでなく乗り換えも検討している人に、おすすめのショップです。
ただし、ゲオモバイルの中古スマホはバッテリー最大容量の表記がないため、バッテリーの劣化には気をつけましょう。
\ 回線とセットでお得 /
中古スマホによくある質問
中古スマホによくある質問の情報をまとめました。
- 中古スマホでも保証はある?
中古スマホでも、ショップによって無料保証が設けられています。1ヵ月〜1年とショップによって保証期間が異なるため、保証重視の人は期間が長いところを選ぶ他、有料保証も検討しましょう。なお、本記事で紹介しているショップのほとんどは赤ロム保証が無期限で付いてきます。
>> 中古スマホの保証を詳しく見る- 中古スマホでもアプリは使える?
中古スマホは、OSによってアプリが使えない場合があります。例えば、LINEで全機能を快適に使用するにはiOS15、Android9以上のバージョンが必要です。古くても使えるケースはありますが、一部機能が使えず快適に利用できない可能性が高いです。iPhoneを購入する際は15以上、Androidは10以上のOSを目安に選びましょう。
>> 中古スマホでのアプリ使用を詳しく見る- 赤ロムの見分け方は?
赤ロムを見分けるには、スマホの設定アプリからIMEI番号を確認し、各キャリアの「ネットワーク利用制限携帯電話機確認」ページで番号を入力しましょう。赤ロムは購入前に見分けられない上、制限は自力での解除が困難なので赤ロム保証のあるショップで購入するのがおすすめです。
>> 赤ロムの見分け方を詳しく見る- どのランクの中古スマホを買えばいい?
中古スマホのランク表記はショップによって異なるので、一概にはいえません。イオシスで購入する場合は、見た目を気にするのであればAランク以上、操作に問題なければ良いという人はCランク以上の中古スマホがおすすめです。ランクだけでなく、商品説明や写真も併せて確認しましょう。
>> 中古スマホのランクを詳しく見る- おすすめの中古スマホ販売店は?
中古スマホの購入なら、イオシスがおすすめです。創業20年以上で実店舗が多いため、安心感があります。赤ロム永久保証も付いている上、無料保証期間も3ヵ月と長いので万が一初期不良があってもスムーズに返品・交換が可能です。また、格安で販売されていますが、下取りの利用でさらに安く購入できます。
>> おすすめの中古スマホ販売店を詳しく見る
まとめ
最後に、中古スマホをおさらいしましょう。
- 利用目的に合わせてスペックを選ぶ
- iOSバージョンは15以上あると安心
- バッテリー最大容量は80%以上が目安
- 赤ロム保証は必須
- ランク表記はショップによって異なる
中古スマホは、用途を明確にした上で信頼できるショップから購入すれば失敗しません。
ただし、安いからと古すぎる端末を購入すると、OSをアップデートできなくてアプリが使えなくなるので要注意です。
iOSは15以上、Androidは10以上のOSバージョンを目安に、保証が充実していて実店舗のあるイオシス等で購入しましょう。



中古スマホの購入は、iPhoneの最新機種が発売される9月頃や、店舗の決算月で多い3月頃に購入するのがおすすめです。比較的新しい型落ちモデルが安く手に入りますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。