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値上げで改悪?UQモバイル新プラン旧プランの違いを比較

UQモバイル 新プラン 旧プラン違い

「UQモバイルの新プランの特徴は?」
「旧プランから変更すべき?」
「新プランの注意点は?」

UQモバイルでは料金プランが刷新され、「トクトクプラン2」「コミコミプランバリュー」の2つのプランの提供が開始されましたが、旧プランとの違いがわからない人も多いのではないでしょうか。

UQモバイルの新プランでは4GB以下の小容量プランが廃止されました。新プランでは旧プランと比べてデータ容量が増量した分、料金も値上がり傾向です。

この記事ではUQモバイルの新プランを解説します。

旧プランとの違いや、新プランの注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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もくじ

UQモバイルの新料金プランが改悪と言われる理由

スクロールできます
項目トクトクプラン2コミコミプラン
バリュー
月額料金
(割引前)
〜5GB:2,948円
5GB〜:4,048円
3,828円
月額料金
(割引後)
〜5GB:1,628円
5GB〜:2,728円
データ
容量
30GB35GB
10分
かけ放題
880円無料付帯
無制限
かけ放題
1,980円1,100円
サブスク月額料金の
最大20%還元

UQモバイルの新プランは2種類あり、どちらも過去プランに比べて600円程度割高になっているため、改悪と言われています。

新プランの「トクトクプラン2」は、従来の最大データ容量15GBから30GBまでに増量した代わりに、600円ほど値上がりしています。

もう1つの「コミコミプランバリュー」は、容量は旧プランと大差ありませんが、代わりに月額548円のPontaパスが無料でセットになり、この分増額した形です。

使えるデータ容量が増えたり、オプション追加で値上がりした内容であり、内容的に損はしていません。

一見すると値上がりに見えますが、自宅セット割を適用した場合、業界最安クラスの格安SIMになるため、光回線や電気をセット契約するならお得なキャンペーンを利用してUQモバイルを契約しましょう。

UQモバイル
UQモバイルプラン
月額料金
(割引適用時)
1,628円/5GB
2,728円/30GB
3,828円/35GB
最低利用期間なし
キャンペーン自宅セット割で
最大月1,100円割引

UQモバイルの料金プランには「コミコミプランバリュー」「トクトクプラン2」があり、自分に最適なプランを選択できます。

コミコミプランバリューは毎月35GBのデータ容量と1回10分の国内通話かけ放題に加え、ローソンでのお買い物などがおトクになる「Pontaパス」がついてくる料金プランです。

またトクトクプラン2は毎月30GBのデータ容量が利用でき、月間データ利用量が5GB以下の場合は、自動的に割引となる料金プランです。

メリット
  • 自宅セット割で格安SIM最低水準の料金
  • auの高品質な通信が使えて5G通信にも対応
  • 全国のau・UQモバイルのショップでサポートが可能
デメリット
  • コミコミプラン+以外は自宅セット割がないと料金が割高
  • 家族間無料通話がない

UQモバイルは自宅セット割を使うことで、MVNOを含めた格安SIMの中でもかなり安くお得に使えます。

自宅セット割は光回線やホームルーターのネット回線はもちろん、電力会社とのセットでも割引されます。

ネット回線コースもでんきコースも割引金額は最大1,100円で同じなので、たくさんの人が割引を活用してお得に使える格安SIMです。

トクトクプラン2|30GBまで使える中容量プラン

トクトクプラン2|30GBまで使える中容量プラン
項目トクトクプラン2
月額料金〜5GB:2,948円
5GB〜:4,048円
セット割-1,100円
カード割-220円
家族割-550円
データ容量30GB
通話料22円 / 30秒
10分
かけ放題
880円
無制限
かけ放題
1,980円
サブスク月額料金の
最大20%還元

トクトクプラン2はデータ使用量に応じて料金が変動するプランで、割引も適用されますが、セット割と家族割の併用はできません。

セット割と家族割の両方の条件を満たしている場合は、割引額の大きいセット割が優先して適用されます。

セット割とカード割を適用すると、基本料金から1,320円割引されるため、お得に利用できます。

データ使用量割引適用後割引適用前
5GB未満1,628円2,948円
5GB以上2,728円4,048円

セット割対象の光回線を契約していて、毎月5GB未満で足りる人はトクトクプラン2を選びましょう。

主な自宅セット割対象サービス
サービス名
光コラボひかりゆいまーる
ひかりJ
ビッグローブ光
エディオンネット
So-net光
@TCOM光
@nifty光
au系列auひかり
auひかりちゅら
地方
独自回線
コミュファ光
eo光
ピカラ光
メガ・エッグ光
BBIQ光
ケーブルテレビJ:COM等多数
ルーター
サービス
UQWiMAX
BroadWiMAX
カシモWiMAX
とくとくBB byGMO
VisionWiMAX
BIGLOBE等多数
電気auでんき

コミコミプランバリュー|通話もデータもそろったオールインワンプラン

コミコミプランバリュー|通話もデータもそろったオールインワンプラン
項目コミコミプランバリュー
月額料金3,828円
割引なし
データ容量35GB
通話料22円 / 30秒
10分
かけ放題
無料付帯
無制限
かけ放題
1,100円
サブスク月額料金の
最大20%還元
Pontaパス無料付帯

コミコミプランバリューは、データ容量35GBに10分かけ放題がついたコスパの良いプランで、セット割や家族割などの割引がなく、誰でも月額3,828円で利用できます。

また、コミコミプランバリューには通常月額548円のPontaパスも無料付帯しています。

Pontaパスとは、月額548円でエンタメコンテンツを楽しめるほか、ローソンで使えるクーポンなどの特典を受けられるサブスクリプションサービスです。

旧プランとの違い

旧プランとの最も大きな違いは、小容量プランの後継プランがなく廃止されたことです。

料金プランは2つだけになり、どちらもデータ容量はアップしました。

ただし、どちらのプランも料金は値上げされているので、データ使用量などを確認し、旧プランのまま継続するのか、新プランに変更するのかよく考えましょう。

トクトクプランとトクトクプラン2を比較

トクトクプランとトクトクプラン2を比較
スクロールできます
項目トクトクプラン2
(新プラン)
トクトクプラン
(旧プラン)
最大
データ容量
30GB15GB
月額料金
(割引後)
〜5GB:1,628円
5GB〜:2,728円
〜1GB:990円
1GB〜:2,178円
カード割-220円-187円
サブスク月額料金の
最大20%還元

トクトクプラン2では、旧プランより最大データ容量が15GBも増量されましたが、データ容量が増えた分、料金は値上げ傾向です。

データ使用量が少ないと料金が安くなる点は旧プランと同じですが、トクトクプラン2では5GB未満まで割引の対象となり、より適用されやすくなっています。

また、トクトクプラン2には旧プランにはなかった「サブスクぷらすポイント」があり、対象のサブスクの月額料金の最大20%が還元されます。

対象のサブスクを利用している人にはありがたいサービスだね。

コミコミプラン+とコミコミプランバリューを比較

コミコミプラン+とコミコミプランバリューを比較
スクロールできます
項目コミコミプランバリュー
(新プラン)
コミコミプラン+
(旧プラン)
データ容量35GB33GB
月額料金3,828円3,278円
割引なしなし
10分
かけ放題
無料無料
サブスク月額料金の
最大20%還元
Pontaパス無料付帯548円

コミコミプランバリューは、旧プランよりデータ容量が2GB増え、10分かけ放題つきで各種割引適用外という点は旧プランと同じです。

コミコミプランバリューは旧プランより月額550円高く、Pontaパスが無料で付いてくるため、実質的には旧プランにPontaパスが上乗せされた内容といえます。

値上がりした分、Pontaパスを活用できないと割高感は否めませんね。

ミニミニプランの後継プランはなし

ミニミニプランの後継プランはなし
項目ミニミニプラン
データ容量4GB
月額料金2,365円
セット割-1,100円
カード割-187円
割引後
月額料金
1,078円

UQモバイルの旧プランには3つの料金プランがありましたが、新プランでは2つに絞られ、小容量向けの「ミニミニプラン」の後継プランは提供されず廃止されました。

毎月のデータ使用量が4GB未満ならミニミニプランを継続利用するか、他社への乗り換えを検討しましょう。

低容量
おすすめ
格安SIM
月額料金
楽天モバイルロゴ3GB:1,078円〜
3GB:990円〜
iijmioロゴ2GB:850円〜
日本通信simロゴ1GB:290円〜

UQモバイル新プランの改良ポイント

新プランはどちらも旧プランよりデータ容量がアップしており、実用性が上がりました。

また、旧プランにはなかった「サブスクぷらすポイント」でサブスクがお得に使えるのもメリットです。

トクトクプラン2では月5GB未満まで割引が適用されるようになり、割引を受けやすくなりました。

さらに、新プランではStarlink衛星とスマートフォンを直接接続できるStarlink Directもお得に利用できます。

データ容量アップで実用性向上

旧プランと比べると、トクトクプラン2では15GB、コミコミプランバリューでは2GBデータ容量が増えました。

モバイル通信では動画コンテンツの占める割合が増えており、それにともなってデータ使用量も年々増加しています。

このような背景を踏まえると、新プランでデータ容量が増えた点は改善と言えるでしょう。

Pontaパス無料・サブスクがお得

Pontaパス無料・サブスクがお得

コミコミプランバリューには月額548円のPontaパスが無料付帯しています。

▼Pontaパスの主な特典

  • エンタメコンテンツを楽しめる
  • 週替わりでローソンのクーポンがもらえる
  • au PAYでお買い物するほどポイント還元率アップ
  • TOHOシネマズで毎週月曜日は映画が1,100円で見られる
  • デリバリーアプリmenuの配達料が何度でも無料

また、トクトクプラン2とコミコミプランバリューのいずれも、対象のサブスクの月額料金の最大20%が還元される「サブスクぷらすポイント」を利用できます。

対象サービス還元
ポイント
Netflix最大417pt
Apple Music197pt
YouTube
Premium
233pt
TELASA180pt

対象のサブスクを利用している人はぜひ申し込みましょう。

2025年夏以降にはGoogle Oneもサブスクぷらすポイントの対象になる予定です。

最低料金の条件が1GBから5GBに緩和

トクトクプラン2では、月間データ使用量が5GB未満なら割引が適用されてお得に使えます。

旧プランでは月1GB未満でないと割り引きが適用されなかったため、従来より割引を受けやすくなりました。

Starlink Directをお得に使える

両プランともにauの衛星通信サービス「Starlink Direct」を月額550円で利用可能です。

Starlink Directとは、スペースXが開発した最新鋭かつ低軌道のStarlink衛星とスマートフォンが直接接続できるサービスです。

au 5G/4G LTEエリア外でも空が見える環境であれば、衛星モードに自動で切り替わります。

Starlink Directではテキストメッセージ、位置情報の送信、AIチャット機能、災害時の緊急速報メールの受信が可能です。

災害時でも安心ですね。

UQモバイル新プランの改悪ポイント

新プラン最大の改悪ポイントは低容量プランが廃止されたことです。

2つの新プランも、旧プランに比べて値上げ傾向にあります。

コミコミプランバリューはPontaパスの月額料金分高くなっているので、Pontaパスが不要な人にとっては割高です。

低容量プラン廃止

データ使用量が4GBまでのミニミニプランは、後継プランがなく廃止されました。

データ使用量が4GB未満のライトユーザーは、引き続きミニミニプランを継続利用しましょう。

全体的に値上げ傾向

旧プランでは、1GB未満を月額990円で利用できましたが、新プランの最安料金は5GB未満1,628円と600円以上値上がりしています。

コミコミプランバリューは旧プランから550円値上げしていますが、データ容量は2GBしか増えていません。

サブスクぷらすポイントとPontaパスをどれだけ活用するかによって、お得度が変わります。

Pontaパスが不要な人には割高になる可能性あり

コミコミプランバリューは特典が充実しているものの、ローソンやエンタメコンテンツを使わない人には割高で、旧プランの方がシンプルでお得に使えたのは事実です。

Pontaパスを有効活用できるならコミコミプランバリューもおすすめですが、Pontaパスが不要なら引き続き旧プランを使いましょう。

UQモバイル新プランの注意点

最も注意すべき点は、一度プラン変更してしまうともう旧プランに戻せなくなることです。

毎月のデータ使用量が4GB未満なら、ミニミニプランのままにしておきましょう。

また、Starlink Directは利用できる端末が少ないので、対応機種を必ず確認してください。

プラン変更すると旧プランに戻せなくなる

旧プランから新プランに変更すると元に戻せないので注意が必要です。

自分の使い方にはどのプランが合っているのかよく考えてからプラン変更をしましょう。

Starlink Directは利用できる端末が限られている

au / UQモバイル
購入端末
他社
SIMフリー端末
iPhoneiPhone 13〜16
シリーズ
Google
Pixel
Pixel 7 / 7a
7 Pro〜
Pixel 9 /
9 Pro / Fold
Pixel 7 / 7a
8 / 8a
8 Pro
9 / Fold
その他
Android
Galaxy
Xperia
AQUOS等
非対応

Starlink Directは利用できる端末が限られています。

auまたはUQモバイルで購入した端末ならiPhoneやPixelの他にGalaxyやAQUOS、Xperiaも対象ですが、auまたはUQモバイル以外で購入した端末はiPhoneとPixelしか対応していないので注意しましょう。

コミコミプランバリューは各種割引の適用対象外

コミコミプランバリューは旧プランのコミコミプランやコミコミプラン+と同様に、セット割・家族割・カード割のいずれも適用対象外です。

複雑な割引がなく誰でも同じ料金で使えるので、一人暮らしの人や好きな光回線を選びたい人におすすめです。

データ使用量が4GB以下なら旧プランのままがおすすめ

新プランにはミニミニプランの後継プランはないので、ライトユーザーはプラン変更しないことをおすすめします。

引き続きミニミニプランを継続できるうちはそのまま使い、もしミニミニプランを継続できなくなったら他社への乗り換えを検討しましょう。

UQモバイルの新プランによくある質問

UQモバイルの新プランによくある質問の情報をまとめました。

UQモバイルの新プランと旧プランの違いは?

UQモバイルの旧プランは「ミニミニプラン」「トクトクプラン」「コミコミプラン+」の3つありましたが、新プランは2つしかなく、小容量向けのミニミニプランが廃止されました。2つの新プランは旧プランよりデータ容量がアップしましたが、その分料金も値上がりしています。

>> 新プランと旧プランの違いを詳しく見る

UQモバイルの新プランは改悪?

新プランの一番の改悪は小容量プランが廃止され、ライトユーザーの受け皿がなくなったことです。2つの新プランも全体的に値上げ傾向にあり、特にコミコミプランバリューはPontaパスの月額料金が上乗せされているので、Pontaパスが不要な人にはおすすめしません。

>> UQモバイル新プランの改悪ポイントを詳しく見る

プラン変更しない方が良い人は?

毎月4GB未満で足りるミニミニプランユーザー、毎月1GB未満または15GBで足りるトクトクプランユーザー、Pontaパスが不要なコミコミプラン+ユーザーはプラン変更せず、引き続き旧プランを使いましょう。

>> UQモバイル新プランの注意点を詳しく見る

新プランのメリットは?

新プランではデータ容量がアップしたことが大きなメリットです。さらに、トクトクプラン2では月5GB未満まで割引が適用され、旧プランより割引が受けやすいのも魅力です。コミコミプランバリューは月額548円のPontaパスが無料付帯しているので、Pontaパスを有効活用できるならコスパよく使えます。

>> UQモバイル新プランの改良ポイントを詳しく見る

Starlink Directって何?

Starlink Directとは、スペースXが開発した最新鋭かつ低軌道のStarlink衛星とスマートフォンが直接接続できるサービスです。au 5G/4G LTEエリア外でも空が見える環境であれば、衛星モードに自動で切り替わりテキストメッセージの送受信が可能なので、災害時などにも安心です。

>> Starlink Directを詳しく見る

まとめ

最後に、UQモバイルの新プランをおさらいしましょう。

  • 小容量プランは廃止された
  • 新プランは2つともデータ容量がアップ
  • 料金は値上げ傾向
  • サブスクの活用がコスパよく使う鍵

UQモバイルでは小容量プランが廃止され、トクトクプラン2とコミコミプランバリューの2つの新しいプランを提供しています。

旧プランに比べてデータ容量が増えましたが、その分料金も高くなりました。

対象のサブスクを利用すると最大20%ポイント還元される「サブスクぷらすポイント」や、コミコミプランバリューに無料付帯のPontaパスを有効活用すれば旧プランよりお得に利用できます。

新プランは改悪と言われることが多いですが、UQモバイルは通信品質が高くサポートも手厚いので、格安SIMデビューにはおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

もくじ