「UQモバイルではeSIMと物理SIMのどっちがおすすめ?」
「eSIMと物理SIMの違いは?」
「eSIMの利用方法は?」
UQモバイルではeSIMと物理SIMの両方に対応していますが、どちらを選べばいいかかわからないという人も多いのではないでしょうか。

最短で即日開通できて、故障や紛失の心配がないeSIMの方がおすすめです。スマホ操作に自信がない人は物理SIMを選びましょう。
この記事ではUQモバイルのeSIMと物理SIMを解説します。
eSIMと物理SIMの違いや、UQモバイルでeSIMを利用する手順も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
\ 最短45分で即日開通 /
UQモバイルはeSIMがおすすめ


項目 | eSIM | 物理SIM |
---|---|---|
設定方法 | プロファイルを ダウンロード | SIMカードを 挿入する |
開通 | 最短45分 | 数日~ 1週間 |
機種変更 | プロファイル再発行 eSIMクイック転送 | SIMカードの 差し替え |
破損・紛失 リスク | なし | あり |
デュアルSIM | 対応 | 2つ必要 | SIMスロットが
対応機種 | iPhone XS以降 Pixel 4以降 | ほぼ全て |
手数料 | 無料 | 3,850円 |
UQモバイルはeSIMと物理SIMの両方に対応していますが、メリットの多いeSIMがおすすめです。
eSIMは物理SIMのように配送を待つ必要がないので、最短45分で即日開通できます。
端末に内蔵されているので紛失や破損のリスクもなく、物理SIMと組み合わせるとデュアルSIM運用が可能な点もメリットです。
挿し替えの手間がかからず、eSIMの再発行手数料も無料なので、特別な理由がない限りはeSIMを選びましょう。


最短45分で即日開通できる


eSIM物理SIMのように配送を待つ必要がないので、端末を購入せず手持ちの端末を使う場合は最短で即日開通が可能です。
実際にUQモバイルをeSIMで契約してみたところ、申し込み完了から30分ほどで開通できました。
デュアルSIMを利用できる


eSIMを利用すればデュアルSIMをの運用が可能です。
異なる回線を2つ契約しておけば、災害時や通信障害時のリスク軽減になります。
ただし、iPhoneやGooglePixelなど、現在流通しているスマホの多くはSIMスロットが1つしかないため物理SIMは1枚しか入れられません。
デュアルSIMにしたいなら、必ずどちらか一方をeSIMで契約する必要があります。
対応機種であればeSIM2枚でのデュアルSIMも可能です。



iPhoneならiPhone 13シリーズ以降とiPhone SE(第3世代)、Google PixelならPixel 7以降がデュアルeSIMに対応しています。


破損・紛失リスクがない
物理SIMは台紙から取り外す時や、端末に抜き挿しする際に破損したり紛失したりするリスクがあります。
しかし、eSIMは端末に内蔵されているので破損や紛失のリスクはありません。
物理SIMの破損や紛失時には3,850円の事務手数料がかかり、配送までに最大1週間ほど要するため注意が必要です。



その点、eSIMなら再発行手数料が無料ですぐにダウンロードできるので便利ですよ。
挿し替えの手間がかからない
eSIMは端末に内蔵されており、プロファイルをダウンロードするだけで使えるようになるので、抜き挿しする必要がありません。
物理SIMだと、SIMトレイを取り出すためにSIMピンを用意する手間や、うまくSIMトレイが開かずSIMピンを深く刺しすぎるなどのリスクがありますが、eSIMなら心配無用です。
無料で再発行できる
再発行方法 | 受付時間 |
---|---|
My UQ mobileアプリ | 1:00~2:30 7:00~23:30 |
iOS eSIM転送 Android eSIM転送 | 1:00~2:50 7:00~23:50 |
UQモバイルでは、物理SIMの再発行に3,850円の手数料がかかりますが、eSIMなら無料で再発行できます。
ただし、契約中の回線種別と異なる回線種別へ変更する場合と、店頭で手続きする場合はeSIMの再発行でも事務手数料が3,850円かかるので注意しましょう。
また、iOS16以降かつiPhone 11以降に発売の端末であれば、端末の設定からeSIMを移行できる「eSIMクイック転送」が使えます。
eSIMの再発行不要で簡単にeSIMを転送できるのでおすすめです。
eSIMがおすすめな人


eSIMなら申し込みから開通まですべてオンラインで完結できるため、最短45分で利用を開始できます。
月末ギリギリに乗り換えたい人は物理SIMではなくeSIMを選びましょう。
また、多くの端末はSIMスロットが1つしかなく、物理SIMを1枚しか入れられません。
eSIMに対応していない格安SIMとデュアルSIM運用したい場合は、UQモバイルはeSIMで申し込みましょう。
eSIM非対応の主な事業者一覧
- y.uモバイル
- LIBMO
- QTモバイル
- エキサイトモバイル
- NifMo
- DTI SIM
- TONEモバイル
ただし、eSIMを利用するにはプロファイルのダウンロードや場合によってはAPN設定が必要なので、ある程度スマホの操作に慣れている人におすすめします。
物理SIMがおすすめな人


物理SIMは挿入するだけですぐに使い始められるので、スマホの操作が苦手な人におすすめです。
機種変更の際も物理SIMを挿し替えるだけで済むので、複数の端末で1枚のSIMを使いたい人は物理SIMを選びましょう。
UQモバイルでeSIMを利用する手順
この記事を参考に、ぜひ自分でeSIMを設定してみましょう。
▼用意するもの
- 切り替え予定の携帯電話番号
- ご注文番号
- 注文完了時に自動発行された「ご注文履歴の確認用パスワード」
「ご注文番号」と「ご注文履歴の確認用パスワード」は、UQモバイルから送られてくる「ご注文内容の確認」メールにも記載されています。
回線切り替えの受付時間は9時~21時15分です。



eSIMのみ契約の場合は「設定方法のお知らせ」というメールも届くので、必ず確認してください。
iPhoneの場合
UQモバイルのeSIMはiOS 13 / iPad OS 13以上に対応しています。
手持ちの端末がiOS 13 / iPad OS 13以上でない場合は、eSIMプロファイルダウンロード前に必ずiOSのアップデートをしてください。


- 「注文履歴」ページにアクセスし、「ご注文番号の入力へ進む」をタップします。
- 注文完了時に自動発行された「ご注文番号」と「ご注文履歴の確認用パスワード」を入力して「ご注文履歴を表示する」をタップします。
- 「回線を切り替える」をタップします。
回線切り替え後は端末の電源を切り、30分ほど経ったら端末の電源を入れてください。


- My UQモバイルアプリを開き、左上の「≡」をタップし、「eSIMプロファイルをダウンロード」を選択します。
- 「eSIMプロファイルをダウンロード」をタップします。
- 「新規eSIMをアクティベート」という表示が出たら、「許可」をタップします。
- 「eSIMをアクティベート」の画面に切り替わったら「続ける」をタップします。
- 「モバイル通信設定完了」と表示されたら「完了」をタップしてください。
モバイル通信の設定が完了したら、Wi-Fiをオフにしてモバイル回線で通信ができるか確認しましょう。



デュアルSIMにしている場合、設定アプリの「モバイル通信」からUQモバイルのeSIMをオンにし、モバイル通信がUQモバイルになっているか確認しましょう。
他社のプロファイル(APN)が設定されている場合、設定アプリの「一般」→「VPNとデバイス管理」→他社のプロファイルをタップして削除します。
他社のプロファイルがない場合、この手順は不要です。
発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけてください。
Androidの場合
最新のOSにアップデートしてからeSIMをダウンロードしましょう。


- 「注文履歴」ページにアクセスし、「ご注文番号の入力へ進む」をタップします。
- 注文完了時に自動発行された「ご注文番号」と「ご注文履歴の確認用パスワード」を入力して「ご注文履歴を表示する」をタップします。
- 「回線を切り替える」をタップします。
回線切り替え後は端末の電源を切り、30分ほど経ったら端末の電源を入れてください。


- My UQモバイルアプリを開き、左上の「≡」をタップし、「eSIMプロファイルをダウンロード」を選択します。
- 「eSIMプロファイルをダウンロード」をタップします。
- 「モバイルネットワーク」をタップします。
- eSIMプロファイルのダウンロード完了


- 設定アプリの「ネットワークとインターネット」を選択し、「インターネット」をタップします。
- キャリア名の右側にある歯車マークをタップします。
- 下にスクロールし、「アクセスポイント名」をタップします。
- 右上の「+」をタップし以下の設定値を入力し、保存します。
代表的な設定項目名 | 設定値 |
---|---|
APN名 アクセスポイント名 | uqmobile.jp |
APN APN設定 | uqmobile.jp |
ID、ユーザーID、 ユーザー名 | uq@uqmobile.jp |
Password パスワード | uq |
認証タイプ PPP認証タイプ 暗号タイプ | CHAP |
APNプロトコル | IPv4v6 IPv4/IPv6 |
APNタイプ | default,mms,supl,hipri,dun |


- 設定アプリの「ネットワークとインターネット」を選択し、「モバイルネットワーク」をタップします。
- 対象回線が「無効」となっていた場合は、「無効/ダウンロード型SIM」をタップします。
- ネットワークが「KDDI」になっていることを確認し、「OFF」をスワイプします。
- 「KDDIに切り替え」をタップし、ネットワーク選択が「KDDI」になっていることを確認します。
発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけてください。
UQモバイルのeSIMによくある質問
UQモバイルのeSIMによくある質問の情報をまとめました。
- UQモバイルではeSIMと物理SIMのどっちがおすすめ?
UQモバイルはeSIMで申し込むのがおすすめです。eSIMなら最短45分で開通できるので、すぐに使い始められます。デュアルSIM運用にも向いているので、ぜひeSIMで申し込みましょう。
- eSIMのメリットは?
eSIMは即日開通が可能なので、月末ギリギリに他社から乗り換えたい場合などに便利です。また、SIMスロットを使わずに済むので、デュアルSIMにしやすいこともメリットと言えるでしょう。eSIMは端末に内蔵されているため紛失や破損のリスクもなく、再発行も無料です。
- 物理SIMのメリットは?
物理SIMは端末に挿入するだけですぐに使い始められます。複雑な設定も必要ないので、スマホの操作が苦手な人におすすめです。差し替えるだけで簡単に機種変更できるため、1枚のSIMを複数の端末で使いたい人に向いています。
- eSIMはどんな人におすすめ?
eSIMは即日開通させたい人や、ある程度スマホの扱いに慣れている人におすすめです。また、eSIM非対応の格安SIMとのデュアルSIM運用を考えている人にも適しています。
- UQモバイルでeSIMを使う手順は?
回線の切り替えを行ってからプロファイルをダウンロードします。iPhoneで他社のプロファイルが残っている場合は削除してください。Androidの場合はAPN設定も必要です。最後に発信テストを行って電話が繋がれば完了です。
まとめ
最後に、UQモバイルのeSIMと物理SIMをおさらいしましょう。
- eSIMなら破損や紛失リスクがなく、最短45分で開通できる
- 物理SIMは端末に挿すだけで簡単に使える
- どちらがいいか迷ったらデュアルSIMにしやすいeSIMを選ぼう
UQモバイルではeSIMと物理SIMのどちらも選べますが、最短45分で開通できるeSIMがおすすめです。
eSIMは端末に内蔵されているのでSIMの破損や紛失のリスクがなく、機種変更する際は無料で再発行できます。
また、eSIMならSIMトレイを使用しないため、他社の事業者の物理SIMを利用してデュアルSIMにもしやすいです。



eSIMの利用は案外簡単です。案内通りに進めていけば誰でも設定できるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。