「格安SIMは法人契約できる？」
「法人契約におすすめの格安SIMは？」
「法人契約する際の注意点は？」

格安SIMの法人契約は大手キャリアより月額料金が安くてお得ですが、どのサービスを選べば良いか迷っている人も多いと思います。

支払い方法やサポートは事業者によって異なるので、しっかり比較しましょう。

dinomoの法人契約は請求書払いに対応しているので経理の負担を軽減できます。
また、トリプルキャリアに対応しているので通信障害対策もバッチリですよ。

この記事では法人契約におすすめの格安SIMを解説します。

法人契約と個人契約の違いや、法人契約可能なSIMも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

＼ トリプルキャリア対応 ／

法人契約と個人契約の違い

格安SIMの法人契約と個人契約は、契約名義・契約方法・料金プラン・サービス内容・支払い方法・サポート体制などさまざまな点で違いがあるのでしっかり確認しましょう。

BIGLOBEモバイルの場合は、どのプランも個人契約より法人契約の方が200円ずつ安く、支払い方法も異なります。

また、法人契約は店舗での申し込みではなく、オンラインで見積もりを作成してから申し込むパターンが多いです。

格安SIMの法人契約を選ぶポイント

一口に法人契約といっても通信事業者によって料金プランやサービスはそれぞれ違います。

エリアによって繋がりやすさに差があるため、まず初めにどこの通信回線を使うかを考えましょう。

また、業務で通話が多い人にとって電話のかけ放題も重要なポイントです。

さらに、請求書払いに対応していれば経理処理の負担を軽減できます。

通信回線はどこを使うのか

格安SIMは大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため、どのキャリアの回線を使用しているかによって、通信速度やエリアが異なります。

業務内容や利用エリアに応じて、最適な回線を選びましょう。

ドコモが繋がりやすいエリア、auがつながりやすいエリアなどそれぞれなので、事前につながりやすい回線を調べておくのは重要です。

電話かけ放題は必要か

携帯電話からの発信が多い場合は、かけ放題オプションの加入を検討しましょう。

通信会社ごとにオプション内容は異なります。

通信会社	通話オプション
	5分かけ放題：600円 10分かけ放題：680円 15分かけ放題：1,330円 かけ放題：1,960円
	月75分まで：550円
	10分かけ放題：800円 かけ放題：1,800円
	月60分まで：660円 10分かけ放題：880円 かけ放題：1,980円
	10分かけ放題：800円 かけ放題：1,700円
	050かけ放題 新規受付停止中
	3分かけ放題：600円 月60分まで：600円 10分かけ放題：830円 月90分まで：830円

ワイモバイルとUQモバイルは、加入しているプランにより通話オプションの料金が変わります。

完全かけ放題なら通話料を気にせず電話できますが、オプション料金が高くなるので、月〇分までかけ放題という制限付きのかけ放題オプションもおすすめです。

楽天モバイルはRakuten Link Officeアプリから発信すれば無料でかけ放題です。

請求書払いできるか

法人契約では請求書払いができる場合があります。

通信会社	請求書払いの可否

請求書払いはサービス利用後の支払いが可能なため、運転資金を確保しやすいというメリットがあります。

また、請求書をもとに支払い履歴が残るため、経理処理や支出の管理がしやすい点も利点です。

一方で、複数のサービスで請求書払いを利用するとバラバラのタイミングで請求書が届いたり、異なる期日の支払いをしなけらばならず経理の手間が増えるのというデメリットがあります。

さらに、請求書払いの多用により、帳簿上の数字と実際の資金状況に乖離が生まれやすくなり、正確な財務管理が難しくなる可能性がある点にも注意が必要です。

契約期間の縛りはあるのか

個人契約では1年未満の解約かつ利用実態のない場合は1,000円程度の契約解除料がかかるケースが多いですが、法人契約の場合は事業計画や予算に応じて柔軟に契約を変更したいというニーズがあるため契約期間の縛りがない場合が多いです。

ただし、通信会社によって異なるので必ず事前に確認しましょう。

当サイト編集部で調査したところ、楽天モバイルは法人契約でも1年未満の解約かつ利用実態のない場合は1,078 円の契約解除料がかかります。

dinomo法人契約のメリット

数ある通信事業者の中でも、dinomoは3キャリアに対応しているのでどこにいても繋がりやすいのが最大のメリットです。

また、他社よりかけ放題オプションが充実しているので、よく通話をする人には特におすすめできます。

無料で海外ローミングもできるので、海外出張がある場合も安心です。

3キャリア対応で繋がりやすい

通常は1つの回線しか使えませんが、dinomoはドコモ・楽天・auの3キャリアに対応しているので、エリアが広く繋がりやすいのが特徴です。

営業職など広範囲を移動する職業のでも、3キャリア使えれば安心です。

また、通信障害時のリスク分散にもなります。

かけ放題オプションが豊富

dinomoには短時間かけ放題から無制限かけ放題まで4つの通話オプションがあり、ニーズに合ったものを選べます。

短い通話が多いなら、5分かけ放題や10分かけ放題を選べば料金を節約できます。

海外ローミングに対応している

dinomoは楽天回線にも対応しているため、毎月2GBまでの海外ローミングも無料で利用できます。

SIMの差し替えや特別な申し込みも不要で手軽に利用できるので、海外出張がある会社にもおすすめです。

dinomoの法人契約に必要なもの

契約者（法人）に関する確認書類は発行から3ヵ月以内の原本が必要なので注意しましょう。

法人契約可能なSIM

通信会社	料金プラン	通話オプション
	50GB：3,320円～ 75GB：5,280円	5分かけ放題：600円 10分かけ放題：680円 15分かけ放題：1,330円 かけ放題：1,960円
	3GB：2,178円～ 無制限：3,278円	月75分まで：550円
	4GB：1,280円～ 35GB：3,780円	10分かけ放題：800円 かけ放題：1,800円
	4GB：2,365円～ 33GB：3,278円	月60分まで：660円 10分かけ放題：880円 かけ放題：1,980円
	500MB：1,310円～ 30GB：6,510円	10分かけ放題：800円 かけ放題：1,700円
	500MB：803円～ 200GB：11,858円	050かけ放題 新規受付停止中
	0GB：700円～ 30GB：7,250円	3分かけ放題：600円 月60分まで：600円 10分かけ放題：830円 月90分まで：830円

法人契約可能な通信事業者は複数ありますが、サービス内容はそれぞれ異なります。

大容量のデータ通信が必要なら楽天モバイル、日本全国どこもでつながることを重視するならdinomoがおすすめです。

dinomo

dinomoは1つの契約でドコモ・楽天・auのネットワークが利用できるユニークなサービスです。

3つの回線が使えるので、出張などで広範囲を移動する職種の人におすすめです。

海外ローミングも無料で2GBまで使えるので、海外出張の際も安心して使えます。

また、dinomoは他社よりも通話オプションが充実しているのも特徴です。

3つの回線が使えて通信障害対策にもなるので、ビジネスの大切な電話を取り逃したくない人はdinomoを選びましょう。

＼ トリプルキャリア対応 ／

楽天モバイル

個人契約の場合は従量課金制の1プランのみですが、法人契約の場合は無制限プランの他に選べる容量のプランもあります。

毎月のデータ使用量を大体把握しているなら、合った容量のプランを選ぶのも良いでしょう。

また、Rakuten Link Officeから発信すれば国内通話はかけ放題です。

業務で通話が多い人でも楽天モバイルなら安心です。

さらに、通常の音声プランの他に、データ専用プランも提供しています。

タブレットやルーターで使用するなら、より料金の安いデータ専用プランがおすすめです。

＼ かけ放題無料 ／

＼公式サイトだと8000ポイントも損をしてしまいます／

必ず特別サイトから申し込みましょう。

ワイモバイル

ワイモバイルは、同一請求内に2回線以上の契約があれば1回線あたり870円割引されるのでお得です。

余ったデータ容量は翌月まで繰り越せるので無駄なく使えます。

もしデータ容量を使い切っても、シンプル2 Mとシンプル2 Lなら最大1Mbpsで通信できるのでWeb検索なども問題なく使えるでしょう。

大手キャリアの安定した回線をリーズナブルに利用できるのでおすすめです。

＼ 複数回線契約でお得 ／

UQモバイル

UQモバイルも余ったデータ容量は翌月まで繰り越し可能です。

1回線あたり1,100円割引になる「固定セット割」か、1回線あたり550円割引になる「複数回線割」のいずれかを適用できます。

セット割を組める固定回線を導入できなかったとしても、複数回線を契約するだけで割引が適用されるのはメリットと言えるでしょう。

＼ セット割でお得 ／

mineo

mineoはau回線・ドコモ回線・ソフトバンク回線の中から好きな回線を選んで利用できる他社にはないサービスです。

1企業管理IDで2回線以上契約する場合、異なる回線を選ぶこともできるので、担当エリアごとに適した回線を利用しましょう。

また、繰り越したデータ容量は同一企業管理IDの回線同士でシェアできます。

AプランとDプランなど、異なる回線間でもシェア可能なので、誰か一人だけが通信制限がかかるおそれがありません。

さらに、1企業管理IDで2回線以上契約すると、1回線あたり50円割引されるのでお得に使えます。

＼ 回線を選べる ／

イオンモバイル

イオンモバイルは1回線で契約する音声プランと、2～8回線をまとめて契約できるシェアプランがあります。

データ専用プランは他社でも提供している場合がありますが、イオンモバイルはさらに法人専用IoTプランもあります。

遠隔監視システムや温度・湿度の測定など、データ使用量が少ない機器にぴったりです。

音声プラン・シェアプラン・データプランの料金プランもそれぞれ細かく分かれており、最適なプランを選べます。

イオンモバイルではau回線とドコモ回線から選べますが、どちらの回線を選んでも料金は同じです。

＼ 最適なプランを選べる ／

BIGLOBEモバイル

0GBプランはSIMカードの納品からデータ通信を行うまでに時間が空いたり、特定の時期しかデータ通信を行わない人向けのデータ通信不可のプランです。

マイページよりプラン変更をすることで翌月からデータ通信が可能になります。

BIGLOBEモバイルでは音声通話プランの他にSMSの有無が選べるデータプランと、IoT向けの低価格プランを提供しています。

＼ 請求書払い対応 ／

法人契約によくある質問

法人契約によくある質問の情報をまとめました。

法人契約と個人契約の違いは？

法人契約と個人契約では法人契約の方が料金が安い傾向にあります。また、複数の回線を同一の法人名義で契約するため管理がしやすいのもメリットです。法人契約だと、個人契約にはない請求書払いに対応している場合もあり経理処理の効率化が図れます。

>> 法人契約と個人契約の違いを詳しく見る

SIMを法人契約するメリットは？

dinomoの法人契約なら、3キャリアに対応していて繋がりやすいことがメリットです。特に仕事で広範囲を移動する場合、3キャリアに対応していればいずれかの回線は繋がるので安心です。通話オプションも豊富で、自分に合ったものを選べます。海外ローミングも無料で2GBまで使えるため、海外出張もカバーできます。

>> SIMを法人契約するメリットを詳しく見る

法人契約するスマホは選べる？

本記事で紹介した通信事業者は、いずれも法人契約と同時にスマホの購入が可能です。ただし、通信事業者によってラインナップは異なるため、希望する端末を取り扱っていない場合はメーカー公式や家電量販店で購入してください。

法人契約に必要な書類は？

契約者（法人）に関する確認書類、契約担当者（個人）本人確認書類、契約担当者（個人）社員証明書が必要です。登記簿謄（抄）本や登記全部事項証明書（履歴事項証明書または現在事項証明書）は発行から3ヵ月以内の原本が必要なので注意しましょう。

>> 法人契約に必要なものを詳しく見る

法人契約のスマホでもLINEは使える？

スマホの機能としてはLINEは利用できますが、法人契約のスマホであれば会社で許可されたアプリのみ使用しましょう。守秘義務にも関わるため、会社で禁止されているなら法人契約のスマホでLINEを使うべきではありません。

まとめ

最後に、法人契約でおすすめの格安SIMをおさらいしましょう。

業務でスマホを使うなら、法人契約をした方が管理も楽で社員個人のスマホを使わずに済むのでおすすめです。

複数回線を契約すると割引される場合が多いため、ぜひお得に法人契約のスマホを利用しましょう。

多くの通信事業者が法人契約に対応していますが、中でも3キャリアに対応し、どこでもつながるdinomoがおすすめです。

dinomoなら日本中どこでもつながるし、海外でも2GBまで使えるので法人契約にはぴったりです。

最後までお読みいただきありがとうございました。