「IIJmioと日本通信SIMはどっちが安い?」
「通信速度が速いのはどっち?」
「自分にはどっちが向いている?」
IIJmioと日本通信SIMはどちらもコスパが良いので、どちらが自分に合っているか悩む方は多いでしょう。

日本通信SIMの安さは業界内でも群を抜いていますが、IIJmioは端末販売やデータ繰越に対応しているので総合的に優れたサービスです。
本記事では、IIJmioと日本通信SIMの料金プランや通信速度などの違いを解説します。
目的別のおすすめ回線の選び方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
\ 110円でスマホが買える /
IIJmioと日本通信SIMの料金プラン比較
データ容量 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|
1GB | ー | 290円 |
2GB | 850円 | ー |
5GB | 990円 | ー |
10GB | 1,500円 | ー |
15GB | 1,800円 | ー |
20GB | ー | 1,390円 ※70分まで 通話無料 |
25GB | 2,000円 | ー |
35GB | 2,700円 | ー |
45GB | 3,300円 | ー |
50GB | ー | 2,178円 ※70分まで 通話無料 |
55GB | 3,900円 | ー |
料金は日本通信SIMの方が安いです。
IIJmioは2GB:850円から利用できるので、格安SIMの中でも比較的お得な料金設定です。
データ容量を増やしても他社より安く使えるだけでなく、音声SIMより割安なデータeSIMは2GB:440円〜使えます。
日本通信SIMは1GB:290円という破格の価格設定です。
データを多く使う人は50GB:2,178円とこちらも業界最安級の料金です。



通話料金は、どちらも30秒あたり11円なので同じです。
ただし、日本通信SIMはVoLTEに対応しているのでIIJmioよりクリアな音質で通話できます。
IIJmioと日本通信SIMの通信速度比較
時間帯 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|
朝 | 72Mbps | 199Mbps |
昼 | 19Mbps | 13Mbps |
夕方 | 61Mbps | 43Mbps |
夜 | 49Mbps | 99Mbps |
深夜 | 85Mbps | 71Mbps |
平均 | 58Mbps | 89Mbps |
IIJmioと日本通信SIMの通信速度は、時間帯によって異なります。
どちらも朝と深夜の速度は速いですが、昼の速度は低下する傾向があります。
日本通信SIMは朝の速度が速いので平均値を引き上げていますが、多くの時間帯で安定しているのはIIJmioです。
スマホをよく使う時間で選ぶのもおすすめです。
IIJmioと日本通信SIMの通話品質比較
通話品質の高さは日本通信SIMの方が優れています。
![]() ![]() | ![]() ![]() | |
---|---|---|
通話方式 | プレフィックス | VoLTE |
特徴 | 専用アプリ or 電話番号の前に 特定の数字を 付けて 発信する | 4G LTE回線を 利用した 通話方式 |
通話中の データ通信 | 中断する 場合あり | 通話中でも 高速通信が 可能 |
専用アプリ | 必要 | 不要 |
IIJmioはプレフィックス通話を採用しており、日常の通話には問題ないものの、日本通信SIMが採用しているVoLTEに比べると通話品質のクリアさでは劣ります。
VoLTEは通話品質が高くクリアな音声での通話が可能です。
また、通話中でも高速なデータ通信を利用できるため、インターネットを使いながらの通話もスムーズにできます。
専用アプリの必要がなく、標準の電話アプリで発信すれば自動的にVoLTEが適用されるので便利です。
IIJmioと日本通信SIMの機能面比較
データ繰越や高速・低速切り替えなどの便利機能が使えるのはIIJmioのみです。
IIJmioでは余ったデータ容量は翌月末まで繰り越せます。
日本通信SIMには繰越や切り替え機能はありません。
専用アプリはありますが、データ残量の確認やチャージ等の機能に特化しています。
IIJmioと日本通信SIMのキャンペーン比較
日本通信SIMには基本的にキャンペーンがないので、キャンペーンで選ぶならIIJmio一択です。
IIJmioでは、他社からの乗り換えでスマホを110円から購入できます。
タイミングによってはデータ容量の増量キャンペーンや月額料金割引などのキャンペーンを実施していることもあるので、公式サイトを確認しましょう。
IIJmioは格安SIMの老舗で、コスパが良く通信速度も安定しています。
- 他社から乗り換えで110円〜端末を購入できる
- ドコモ回線またはau回線が選べる
- 2GB〜55GBまでの豊富な料金プラン
光回線サービスのIIJmioひかりとセットで使うと、光回線の基本料金から毎月660円割引されるので通信費を安くしたい人にもおすすめです。
また、データ増量キャンペーンや月額料金の割引キャンペーンを実施していることが多いので、公式サイトをチェックしてお得に申し込みましょう。
\ スマホが110円〜買える /
目的別のおすすめの格安SIM
どのような目的で格安SIMを契約したいのかで、おすすめのサービスが異なります。
たとえば1ヵ月で2、3GB程度しか使わない人には日本通信SIM、1ヵ月で5GB以上使う人にはIIJmioがおすすめです。
それぞれ詳しく解説します。
月々のデータ容量
回線名 | おすすめな人 |
---|---|
![]() ![]() | ・データ使用量が5GB程度 ・データを繰り越したい |
![]() ![]() | ・3GB未満あるいは 20GB以上使う人 |
月々のデータ使用量が5GB程度の中容量ユーザーにはIIJmioがおすすめです。
5GBのプランの場合、IIJmioは990円、日本通信SIMは1,130円なのでIIJmioの方が安く使えます。
またIIJmioは、データ繰り越しや高速・低速の切り替え機能を提供しているため、データ容量を柔軟に管理しやすいです。
一方、データ使用量が3GB以下あるいは5GB以上の方であれば、日本通信SIMがおすすめです。
10GBや30GBのプランでは日本通信SIMの方が安くなります。
月に合計70分までの無料通話も付いてお得ですが、昼の速度が低下しやすいことと、余ったデータ容量の繰り越しができないことに注意が必要です。
回線の安定性
回線名 | おすすめな人 |
---|---|
![]() ![]() | ドコモ回線あるいは au回線を使いたい人 |
![]() ![]() | ドコモ回線を 利用したい人 |
まず、日本通信SIMはドコモ回線のみに対応しています。
ドコモ回線はエリアが広く、対応地域が多いというメリットがありますが、近年では特に混雑するエリアや時間帯において通信速度が低下しやすいという問題が指摘されています。
一方、IIJmioはドコモ回線に加えau回線も利用できるため、より柔軟な回線選択が可能です。
特に、au回線はドコモ回線よりも混雑に強く、安定した通信ができることが特徴です。
IIJmioのau回線を選ぶことで、混雑時間帯やエリアでも安定した通信速度を確保しやすくなります。



IIJmioのau回線では、4Gエリアでも100Mbps近く出る場合もあり快適に使えます。
機能面
回線名 | おすすめな人 |
---|---|
![]() ![]() | データ繰り越しや 通信モードを 切り替えて使いたい人 |
![]() ![]() | 必要最低限のサービスを 安く利用したい人 |
IIJmioはデータ繰り越しに対応しているため、使い切れなかったデータを翌月に持ち越すことができます。
月ごとのデータ使用量にバラつきがある方や、必要に応じてデータを節約しながら使いたい方に最適です。
また、高速通信と低速通信の切り替え機能を備えており、アプリからワンタップで簡単に操作できます。
この機能を使えば、SNSやメッセージアプリの利用時には低速通信に切り替えてデータ消費を抑えられます。
データ節約を意識して使いたいユーザーにとって、この柔軟な機能は欠かせません。
一方で日本通信SIMは、シンプルな料金体系と低価格での利用を重視したいユーザーにおすすめです。
「合理的シンプル290プラン」なら1GBあたり290円から使えます。
日本通信SIMはキャンペーンがほとんどなく、データ容量の繰り越しや追加機能も少ないため、必要最低限の通信サービスを安価に利用したいというシンプル志向のユーザーに向いています。
IIJmioと日本通信SIMで迷った場合の最終的な選び方
項目 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
---|---|---|
料金プラン | 2GB:850円 5GB:990円 10GB:1,500円 15GB:1,800円 25GB:2,000円 35GB:2,700円 45GB:3,300円 55GB:3,900円 | 1GB:290円 20GB:1,390円 50GB:2,178円 |
通信速度 | 比較的安定 昼はやや低下 | 夜は速い 昼はやや低下 |
通話品質 | 普通 | 高品質 |
データ繰越 | 可能 (翌月まで繰り越し可) | 不可 |
キャンペーン | スマホ特価 かけ放題割引等 | なし |
IIJmioと日本通信SIMで迷ったら、自分のデータ利用量・通信速度・機能面で選びましょう。
まず、月々のデータ利用量を把握することが重要です。
もし、1~2GB程度の少量データで十分な場合は、日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」のコスパが魅力的です。
一方、データ量が5GB以上で、月ごとのデータ使用量に変動がある場合は、IIJmioのデータ繰り越し機能や高速・低速の切り替え機能が役立ちます。
また、機能性や柔軟な使い方を重視するなら、IIJmioのほうが充実しています。
データ利用量を無駄なく活用し、細かい機能を使いこなしたい方にはIIJmioが向いているでしょう。
通信品質で選ぶなら、回線を選べるIIJmioの方が安定しやすい傾向があります。
IIJmioは格安SIMの老舗で、コスパが良く通信速度も安定しています。
- 他社から乗り換えで110円〜端末を購入できる
- ドコモ回線またはau回線が選べる
- 2GB〜55GBまでの豊富な料金プラン
光回線サービスのIIJmioひかりとセットで使うと、光回線の基本料金から毎月660円割引されるので通信費を安くしたい人にもおすすめです。
また、データ増量キャンペーンや月額料金の割引キャンペーンを実施していることが多いので、公式サイトをチェックしてお得に申し込みましょう。
\ スマホが110円〜買える /
IIJmioと日本通信SIMによくある質問
IIJmioと日本通信SIMによくある質問をまとめました。
- IIJmioと日本通信SIMはどっちが安い?
どちらがより安いかは、データ容量や通話の使い方によって異なります。1GBや2GBだと日本通信SIMのほうが安いですが、5GBだとIIJmioのほうが安いです。通話オプションがお得なのは日本通信SIMです。
- IIJmioと日本通信SIMはどっちのほうが速い?
朝の時間帯は、どちらも60Mbps前後の十分な速度が出ます。昼はどちらも速度が低下しますが、それ以外の時間は最低限の通信ができる速度が出ます。ただ、IIJmioはドコモだけでなくau回線も利用できる分比較的安定しています。
- IIJmioと日本通信SIMはどっちのほうが通話品質が高い?
IIJmioはプレフィックス通話を利用しており、通信品質は従来の携帯回線と変わりません。一方で日本通信SIMは、VoLTE(Voice over LTE)を採用しており、従来よりもクリアな音質で通話できます。
- IIJmioと日本通信SIMの機能の違いは?
IIJmioはデータ繰り越し機能や通信モードの切り替え機能が使えるため、データ容量を無駄なく使ったり調節できます。一方で日本通信SIMは、データ通信量を抑える機能はないため、日本通信SIMを利用する場合は慎重に契約するプランを選びましょう。
- IIJmioと日本通信をデュアルSIMで契約してもよいですか?
IIJmioと日本通信のデュアルSIM契約は、通話する頻度が高い方におすすめです。
日本通信SIMは専用アプリ不要でかけ放題が付けられるため、データ用にIIJmio、通話用に日本通信SIMを利用しましょう。
まとめ
最後に、IIJmioと日本通信SIMをおさらいしましょう。
- IIJmioは幅広い料金プランがあり、5GB程度のデータを利用するユーザーにおすすめ
- 日本通信SIMは1GB290円から使え、3GB未満あるいは5GB以上のデータを利用するユーザーにおすすめ
- 毎月のデータ利用量や通信速度などを総合的に判断して、自分に合う格安SIMを選ぶ
日本通信SIMは1GB290円から契約できるプランがあり、コスパを重視して使える格安SIMです。
一方でIIJmioは、データ繰り越し機能や通信モードの切り替え機能などのデータ通信量を抑える機能が使える格安SIMです。
料金の安さを優先するなら日本通信SIMがおすすめですが、独自の機能でデータ消費量を抑えつつ、月に5GB程度利用するユーザーであればIIJmioのほうが安く使えます。



データ消費量に通信速度や通話品質も踏まえて、自分に合う格安SIMを選びたいですね。
またIIJmioと日本通信SIMとで、通信速度や通話品質などにも違いがあります。
毎月のデータ通信量を抑えたい方以外にも、午前中や夜間を中心にスマホを使いたい方であれば、IIJmioを契約しましょう。