「eo光の多機能ルーターってなに?」
「市販のルーターとの違いは?」
「eo光ではルーターをレンタルした方がいい?」
eo光を利用する際、ルーターをレンタルするか購入するか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

eo光多機能ルーターは、eo光を利用するための最適な機能がついているのでレンタルがおすすめです。
この記事では、eo光多機能ルーターの特徴や市販ルーターとの違いを詳しく解説します。
ルーター選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
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eo光の多機能ルーターとは


項目 | 仕様 |
---|---|
イメージ | ![]() ![]() |
メーカー | NECまたは住友電工 |
型番 | eo-RT110 |
有線LAN規格 | 8ピンモジュラージャック × 4ポート IEEE802.3 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T MDI/MDI-X自動切替可能 |
無線LAN規格 | IEEE802.11ax/ac/n/a/g/b (Wi-Fi6に対応) |
アンテナ | 内蔵アンテナ 5GHz帯:送信4×受信4 2.4GHz帯:送信2×受信2 |
外形寸法 | 約35mm × 約185mm × 約150mm ※突起部分および台座を除く |
質量 | 約600g(本体) 約250g(ACアダプター) |
高度機能 | MU-MIMO OFDMA ビームフォーミング |
セキュリティー | 通信の暗号化 SSIDステレス機能 MACアドレスフィルタリング機能 |
eo光の多機能ルーターとは、ルーターと光電話アダプターが1台に集約されているルーターです。
有線だけでなく無線(Wi-Fi)にも対応しています。
eo光多機能ルーターは最新規格のWi-Fi6や「IPv6」にも対応しているため、より高速で安定した通信が可能です。
また、接続機器に向けて効率よく電波を送る「ビームフォーミング」や、混雑の少ない最適な周波数帯に自動で切り替える「バンドステアリング」機能を搭載しており、常に快適な通信環境を実現できます。
IPv6に対応している


eo光の多機能ルーターはIPv6に対応しているため、特別な設定をしなくてもそのままIPv6で接続できます。
eo光の接続方式は、電話回線を使った昔ながらのPPPoE方式です。
PPPoE方式は一般的に通信速度が遅くなりやすいと言われていますが、eo光は自社の独自回線を使っているため、他社の回線より混雑しにくく、安定した高速通信が可能です。
また、eo光はIPv4とIPv6の両方を同時に使える「デュアルスタック方式」を採用しています。
そのため、IPv6に対応していないサイトでもIPv4で問題なくアクセスでき、どちらの仕組みもスムーズに使えるのが特徴です。



eo光は通信方式がデュアルスタック方式、接続方式がPPPoE方式なので、IPv4・IPv6ともに通信速度は変わりません。
ビームフォーミングにも対応している


eo光の多機能ルーターは、ビームフォーミングに対応しています。
通常、Wi-Fiルーターは周囲に満遍なく電波を飛ばしていますが、ビームフォーミング機能を使うと特定の機器に向けて、より強く的確に電波を送れます。



ビームフォーミングは、懐中電灯のように広く照らすのではなく、スポットライトのように特定の対象を照らすイメージです。
Wi-Fiルーターから離れた場所でデータ通信を行う場合は、ビームフォーミング機能付きのルーターを使いましょう。
バンドステアリングにも対応している
eo光の多機能ルーターは、バンドステアリングにも対応しています。
周波数帯の2.4GHzと5GHzはそれぞれ特徴が異なるため、状況に応じて切り替えると通信が安定する場合があります。
2.4GHz帯 | 5GHz帯 | |
---|---|---|
通信速度 | ||
障害物 | ||
電波の距離 | ||
電波干渉 |
なお、バンドステアリングはWi-Fiルーター側の機能でなので、スマホやタブレットなどの端末側にはありません。
市販のバンドステアリング搭載機種は高額な場合が多いので、eo光でレンタルしましょう。
レンタルがおすすめ


eo光を利用するなら、ルーターはレンタルがおすすめです。
eo光の高速通信を最大限に活かすためには、「デュアルスタック方式」に対応したルーターが必要ですが、市販のルーターの中には対応していない機種もあります。
確実に対応機種を使いたい場合は、eo光が提供するルーターをレンタルしましょう。
eo光で提供されているルーターはeo光多機能ルーターとeoホームゲートウェイの2種類です。
種類 | 機能 |
---|---|
eo光 多機能ルーター | ルーター 光電話アダプター |
eo ホームゲートウェイ | ONU ルーター 光電話アダプター |
1ギガコースの場合、ルーターの種類は選べませんが、5ギガ・10ギガコースはホームゲートウェイが提供されます。
eo光多機能ルーターの場合、ONU(回線終端装置)は無料で貸し出されるので安心してください。
eoホームゲートウェイの場合は、設置工事が発生する場合があります。
ONU交換工事費として5,500円発生しますが、現在はキャンペーン中のため無料です。
eo光多機能ルーターとeoホームゲートウェイの両方とも、使用する機能によってレンタル料金が発生します。
利用機能 | 月額料金 |
---|---|
有線ルーター機能 | 無料 |
無線ルーター機能 | 105円 |
eo光電話利用 | 314円 |



eo光多機能ルーターは、eo光のサービスに最適なルーターをお手頃な料金で利用できるので、レンタルがおすすめです。
市販ルーターとの違い
市販ルーターの多くはデュアルスタックに対応していないため、eo光で高速通信できません。
eo光のルーターはeo光のサービスに特化した機能が備わっているため、市販ルーターよりおすすめです。
▼eo光のルーターでできること
- IPv6への接続
- 最初の設定方法
- eo光電話アダプター機能やONU(回線終端装置)
- 故障時の保証期間
- キャンペーンの適応
IPv6対応の市販ルーターは多く販売されていますが、フレッツ光や光コラボで使われている「IPv4 over IPv6方式」を採用しているため、eo光のデュアルスタック方式とは異なります。
項目 | IPv4 over IPv6方式 | デュアル スタック方式 (eo光) |
---|---|---|
使い方 | IPv6回線を使って IPv4通信を行う | IPv4とIPv6を それぞれ同時に使う |
対象 サービス | フレッツ回線 (ドコモ光など) | eo光 |
接続方式 | IPoE方式で 高速通信が可能 | PPPoE方式で 混雑しやすいが eo光は独自回線で高速 |
また、eo光のルーターは、eo光電話アダプターやONU(回線終端装置)が一体化されているため、配線がすっきりするのもメリットです。
機能・対応 | eo光 多機能 ルーター | eo ホーム ゲートウェイ | 市販 ルーター |
---|---|---|---|
IPv6 接続 | |||
有線 ルーター | |||
無線 ルーター | |||
光電話 アダプター | |||
ONU |
市販のルーターで光電話を利用する場合、ONU、ルーター、光電話アダプタの3台設置しないといけないため配線が複雑になるだけでなく、トラブルが起こっても自己責任になります。



eo光のルーターは故障時の保証やサポートも充実していて、初期設定も簡単なので初心者の方も安心して使えます。
eo光のルーターは故障なら無料交換できる


eo光のルーターは自然故障に限り、無料で交換できます。
ただし、6年未満の紛失・破損の場合は、修復・補填費用と変更事務手数料3,300円がかかります。
年数 | eo ホームゲートウェイ (eo-GW100) | eo光 多機能ルーター (eo-RT110) |
---|---|---|
1年目 | 21,758円 | 8,097円 |
2年目 | 16,924円 | 6,297円 |
3年目 | 12,089円 | 4,499円 |
4年目 | 7,255円 | 2,699円 |
5年目 | 2,420円 | 899円 |
6年目以降 | 0円 | 0円 |
市販のルーターの場合、メーカー保証は通常1年間で、紛失や破損の保証がない場合がほとんどです。
eo光のルーターは、通常の故障であれば保証期間の制限がなく無料交換してもらえるだけでなく、紛失・破損であっても6年目以降は変更事務手数料3,300円のみで交換できます。
何かあればeo光に連絡すれば解決するので安心です。



eo光は電話やチャットなど問い合わせがしやすく、親切に対応してくれますよ。


eo光のルーター交換方法
eo光のルーターが故障した場合は、eoサポートダイヤルへの問い合わせが必要です。
旧型ルーターから多機能ルーターに変更する場合は、マイページから手続きしましょう。
故障した機器を交換する場合
ルーターが故障した場合は、eoサポートダイヤルに問い合わせてください。
eoサポート ダイヤル 一覧 | 番号 | 受付時間 |
---|---|---|
eo光電話 LaLa Call | 151 通話料無料 | 9:00~21:00 年中無休 |
固定電話 携帯電話 | 0120-919-151 通話料無料 | 9:00~21:00 年中無休 |
IP電話 | 050-7105-6333 通話料有料 | 9:00~21:00 年中無休 |
夜間 | 06-7501-8617 通話料有料 | 21:00~9:00 年中無休 |
eo光 シンプル プラン | 折り返し電話予約 | 予約可能時間 10:00〜20:00 年中無休 |



破損や紛失が原因でない場合は、問い合わせる前に一度ルーターを再起動して回復するか確認してみてくださいね。
eo光シンプルプランの方は、ユーザー側からは電話できません。
フォームから折り返し電話を予約してください。
また、電話以外にもチャットやLINE等でも問い合わせ可能です。
旧型ルーターから多機能ルーターに変更する場合
旧型ルーターの「eo光ベーシックルーター」「eo光無線ルーター」から、新しい「eo光多機能ルーター」に変更する場合、eo光多機能ルーターを新規に申し込む必要があります。
eoマイページで簡単に手続き可能です。
申し込みの際、交換・追加費用2,200円が必要ですが、eoプレミアムクラブのポイント利用で無料にできます。
さらに12ヵ月間月額料金を無料にできる特典もあります。



旧型ルーターを使われている方は、eo光の利用期間が長いため、ポイントが多く貯まっている可能性が高いです。
ポイントもeoマイページから確認可能です。








- 「ルーター機能」欄で「有線か無線」を選択する
- 利用規約を確認しする
- 「同意する」にチェックを入れる
- 「確認する」をタップする




- 申し込み内容を確認しして、ポイントを利用する場合は【保有eoポイント利用申請】欄の希望特典にチェックを入れる
- 「申し込む」をタップする
ポイント利用の選択には、下記特典のうちポイント保持数などで利用可能な特典のみ表示されます。
- 交換・追加費用 割引
- 無線ルーター機能(6回分) 割引
- 無線ルーター機能(12回分) 割引
- 交換・追加費用+無線ルーター機能(6回分) 割引
- 交換・追加費用+無線ルーター機能(12回分) 割引
【通信機器の申し込み 完了】と表示されたら申し込み手続きは完了です。
eo光のWi-Fiが遅い場合の対処法
eo光のWi-Fiが遅い場合は、まずはルーターを再起動しましょう。
ルーターの寿命は一般的に4〜5年と言われていますが、故障していなければ改善される可能性があるのでまず試してみてください。
また、周波数帯を切り替えたり、メッシュWi-Fiや中継器の導入もおすすめです。
ルーターを再起動する
ルーターを長時間起動しているとメモリやキャッシュが蓄積しやすくなり、不具合が発生する場合があります。
不具合の原因がわからない場合は、ルーターを再起動するだけで改善する可能性があるので、まず試してみましょう。
再起動方法は、回線終端装置(ONU)が別の場合と一体になっている場合で異なります。
- ルーターのコンセントを抜く
- 回線終端装置のコンセントを抜く
- 30秒程度待つ(放熱したい場合は5分程度待つ)
- 回線終端装置のコンセントを差す
- ランプが正常に点灯しているか確認する
コンセントを抜いてから数分待つと、放熱・放電されて高温による誤作動やパフォーマンス低下が改善するので試してみてください。
周波数帯を切り替える
Wi-Fiの周波数帯を切り替えると速度が改善する可能性があります。
Wi-Fiには、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯の周波数帯があり、それぞれ特徴があるので利用環境に応じて周波数帯を使い分けると快適に利用できます。
周波数帯 | 2.4GHz帯 | 5GHz帯 | 6GHz帯 |
---|---|---|---|
通信速度 | 遅い | 速い | より速い |
電波の 距離 | 届く | 遠くまで短い | 限定的 |
障害物への 強さ | 強い | 弱い | より弱い |
電波干渉 | 受けやすい | 受けにくい | 受けにくい |
2.4GHz帯は壁や家具の影響を受けにくく、離れた部屋でも電波が届きやすいですが、通信速度は遅めで電子レンジやBluetoothとの電波干渉を受けやすいです。
5GHz帯は電波干渉が少なく高速で安定した通信が可能ですが、障害物に弱いため、ルーターから遠い部屋では電波が届きにくくなります。
6GHz帯(Wi-Fi 6E)は非常に高速ですが、対応機器が限られ、距離や障害物に弱いです。
eo光では「eoホームゲートウェイ」のみ6GHz帯に対応しています。



ルーターから離れた場所では2.4GHz、同じ部屋では5GHzの利用がおすすめです。周波数帯の切り替えは端末側で行い、通信状況に応じて使い分けましょう。
メッシュWi-Fiや中継機を設置する


メッシュWi-Fiや中継機を設置すると、電波の届きにくい範囲にも電波を広げられるため、通信速度などの通信環境が改善されます。
eoメッシュWi-Fi レンタルサービス | eo無線LAN中継機 レンタルサービス | |
---|---|---|
機器 | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
メーカー | TP-Link | NEC |
型番 | Deco X20 | PA-W1200EX |
月額 料金 | 初月0円 | 初月0円 |
事務 手数料 | 0円 | 0円 |
規格 | IEEE802.11 ax/ac/n/a/g/b | IEEE802 ac/n/a/g/b |
メッシュWi-Fiは、複数のWi-Fiルーターを連携させて、家全体を1つの大きなWi-Fiネットワークでカバーするシステムです。
すべてのルーターが相互に通信して自動で最適な経路を選ぶため、広範囲で安定して通信できます。
中継機は、親機からのWi-Fi電波を受信して再送信することで、電波が届きにくい場所まで通信を拡張する機器です。
単純な中継のため、速度が低下する場合もあります。
メッシュ Wi-Fi | 中継機 | |
---|---|---|
通信の 仕組み | 複数のルーター が連携して 最適ルートを選択 | 親機の電波を 中継して再送信 |
SSID | 1つ | 複数 |
安定性 | 高い | 不安定な 場合もある |
速度低下 | 少ない | 低下する こともある |
どちらも工事の必要がなく、簡単に設置できます。



eo光ではメッシュWi-Fiや中継機をレンタルできます。
現在、契約事務手数料無料と初月0円キャンペーンを実施しているので、お得に試せますよ。
eo光のルーターによくある質問
eo光のルーターによくある質問の情報をまとめました。
- eo光多機能ルーターと市販ルーターはどっちがおすすめ?
eo光を利用するなら、eo光多機能ルーターのレンタルがおすすめです。eo光はデュアルスタック方式を採用しているため、市販のルーターではIPv6接続ができない場合があります。また、eo光のルーターなら故障時の交換も保証期間の制限なく無料で対応してもらえるため安心です。さらに、無線ルーター機能付きでも月額105円でレンタル可能と経済的で、12ヵ月間無料キャンペーンも実施中です。
- eo光多機能ルーターと市販ルーターの違いは?
eo光多機能ルーターはIPv4にもIPv6にも接続可能ですが、市販のルーターではIPv6に接続できません。また、市販のルーターにはeo光電話アダプターの機能がありません。
- eo光のルーターのレンタル料金は?
eo光のルーターは、有線ルーター機能は無料でレンタルできます。ただし、無線ルーター機能は月額105円、電話アダプター機能は月額314円かかります。レンタルから12ヵ月間は無料で使えます。
- eo光のルーターは交換できる?
旧型ルーターからの交換や故障時は無料で交換可能です。ただし、過失による故障の場合、事務手数料3,300円が必要で、6年未満の場合は修復費用もかかります。eo光多機能ルーターからeoホームゲートウェイへの交換はできません。
まとめ
最後に、eo光多機能ルーターをおさらいしましょう。
- eo光のルーターはレンタルがおすすめ
- 市販ルーターはデュアルスタック方式に対応していないので速度が低下する可能性が高い
- Wi-Fi機能付きルーターは月額105円でレンタルできる
- 自然故障なら無償交換可能
eo光は独自のデュアルスタック方式を採用しています。
市販ルーターを使うと本来の高速通信を発揮できない可能性が高いため、レンタルルーターの利用がおすすめです。
また、eo光のレンタルルーターなら自然故障なら無料で交換してもらえるので安心して使えます。



無線ルーター機能を12ヵ月間無料で利用できるキャンペーンを実施中なので、ぜひレンタルして使いましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。