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UQモバイルは田舎でも使える?実際の通信速度を検証

「UQモバイルは田舎でも使える?」
「繋がらない場合の対処法は?」
「エリアの確認方法は?」

UQモバイルは通信品質の高さに定評があるサービスですが、田舎でも繋がるのか不安に思っている人も多いのではないでしょうか。

UQモバイルは田舎でも繋がります。
自宅の電波状況が悪い場合は、小型基地局の設置を依頼しましょう。

この記事では、UQモバイルが田舎でも使えるかを解説します。

田舎でUQモバイルの速度が遅くなる理由や、繋がりにくい時の対処法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

\ 田舎でも快適/

もくじ

UQモバイルは田舎でも快適に通信できる

UQモバイルは田舎でも快適に通信できる

UQモバイルは田舎でも快適に使えるのか、実際に山間部で場所を移動しながら複数回測定したところ、おおむね60〜100Mbps程度の速度が出ており、十分な通信品質を保っていました。

地方都市、地下駐車場、郊外の通信速度

地方都市・地下駐車場・郊外でも速度を測定しましたが、常に100Mbps以上出ており、どこでも快適に繋がりました。

場所通信速度
地方都市130Mbps
地下駐車場
(地方都市)
220Mbps
郊外450Mbps
山間部94Mbps

UQモバイルはMNOなので通信品質が高く、エリアを問わず快適に通信できるため、通信速度を重視する人に自信を持っておすすめできる格安SIMです。

契約の際は、auPAY残高キャンペーンなどお得なキャンペーンを利用して契約しましょう。

UQモバイル
UQモバイルプラン
月額料金
(割引適用時)
1,628円/5GB
2,728円/30GB
3,828円/35GB
最低利用期間なし
キャンペーン自宅セット割で
最大月1,100円割引

UQモバイルの料金プランには「コミコミプランバリュー」「トクトクプラン2」があり、自分に最適なプランを選択できます。

コミコミプランバリューは毎月35GBのデータ容量と1回10分の国内通話かけ放題に加え、ローソンでのお買い物などがおトクになる「Pontaパス」がついてくる料金プランです。

またトクトクプラン2は毎月30GBのデータ容量が利用でき、月間データ利用量が5GB以下の場合は、自動的に割引となる料金プランです。

メリット
  • 自宅セット割で格安SIM最低水準の料金
  • auの高品質な通信が使えて5G通信にも対応
  • 全国のau・UQモバイルのショップでサポートが可能
デメリット
  • コミコミプラン+以外は自宅セット割がないと料金が割高
  • 家族間無料通話がない

UQモバイルは自宅セット割を使うことで、MVNOを含めた格安SIMの中でもかなり安くお得に使えます。

自宅セット割は光回線やホームルーターのネット回線はもちろん、電力会社とのセットでも割引されます。

ネット回線コースもでんきコースも割引金額は最大1,100円で同じなので、たくさんの人が割引を活用してお得に使える格安SIMです。

田舎でUQモバイルの速度が遅くなる理由

検証結果からもわかる通り、UQモバイルは通信品質が高いので基本的には田舎でも快適に通信できます。

ただし、田舎は都市部より基地局の数が少なく、5Gエリアの拡大も進んでいないため、通信速度が遅くなりやすいのは事実です。

また、山や谷などの起伏の激しい地形では電波が届きづらくなるため、圏外になる場合もあります。

登山やキャンプ等で田舎に行く際は、事前にUQモバイルのエリアマップを確認しましょう。

基地局の数が少ない

基地局の数が少ない

田舎は都市部に比べて基地局の密度が低いため、1つの基地局に接続するユーザー数が増えると通信が混雑しやすくなります。

市街地には数百メートルごとに基地局がある一方、山間部や郊外では数km単位でしか設置されていないこともあり、その分繋がりづらくなることが考えられます。

地形によっては電波が届きにくい

地形によっては電波が届きにくい

電波にはまっすぐ進む性質があるため、山や建物などの障害物に当たると跳ね返って電波が弱くなります。

そのため、山や谷のように起伏の大きい場所では電波が届きにくく、圏外になることも少なくありません。

また、電波は水分に吸収・散乱されやすいため、雨の日や湿度の高い日には通信状態が不安定になる場合があります。

都市部と比べると5Gエリアが狭い

地方では基地局の整備がまだ十分とはいえず、主に4G回線での通信となるため、5Gに対応した都市部と比べて通信速度が劣るのが現状です。

特に田舎では、広いエリアを少ない基地局でカバーする必要があるため、遠くまで届きやすいプラチナバンドの電波が使われています。

プラチナバンドとは、700MHz〜900MHzの低周波数帯のことを指します。障害物に強く、建物内や地下でも繋がりやすいのが特長です。

プラチナバンドは建物の中や山間部でもつながりやすい一方で、高速通信にはあまり向いていないため、通信速度は控えめです。

一方、都市部ではプラチナバンドに加えて3.5GHz帯などの高周波数帯の電波もあわせて活用して、つながりやすさと速度の両立を図っています。

回線が混雑しやすい

田舎には基地局が少ないので、限られた帯域を周辺のユーザーで分け合わなければいけません。

帯域とは、通信に使う周波数の最高周波数と最低周波数の範囲のことです。

利用者の多い時間帯に特定のユーザーが集中して通信すると速度が低下しやすくなります。

UQモバイルのエリア確認方法

自宅で繋がるか不安な場合は、必ず契約前にUQモバイルのエリアマップを確認しましょう。

STEP
対応サービスエリアにアクセスする
対応サービスエリアにアクセスする

UQモバイルの対応サービスエリアにアクセスします。

STEP
エリアを選択する
エリアを選択する

確認したい都道府県名を選択します。

STEP
エリアを確認する
エリアを確認する

拡大・縮小、移動してエリアを確認しましょう。

名称特徴
5G
sub6
・6GHz未満の周波数帯
・比較的遠くまで電波が届きやすい
5G
NR化
・4G LTEで利用していた周波数を
 5Gに置き換えて利用
4G LTE・3G回線よりも通信速度が速い
・対応エリアが広い
STEP
完了

田舎でUQモバイルが繋がりにくい時の対処法

自宅の電波状況が悪い場合は、条件を満たせば小型基地局(auフェムトセル)を設置して通信環境を改善できます。

ただし、フェムトセルの利用には指定の光回線の契約が必要です。

外出時のモバイル通信が心配な人は、デュアルSIMの運用を検討しましょう。

小型基地局の設置を依頼する

小型基地局の設置を依頼する

自宅のUQモバイルの電波状況が悪い場合と認められた場合は、小型基地局のauフェムトセルを無料で設置できます。

auフェムトセルとは、インターネット回線を利用した自宅専用の小型携帯電話基地局です。自宅の電波が悪い人にのみ提供しています。

ただし、auフェムトセルを利用できるのは自宅セット割に加入していて、auフェムトセル適用回線を利用している人に限られるので注意しましょう。

▼auフェムトセル適用の光回線

  • auひかり / auひかりちゅら
  • UCOM 光レジデンス
  • U-NEXT光01
  • メガ・エッグ / BBIQ / ピカラ光 / コミュファ光 / eo光
  • フレッツ光ネクスト(東日本 / 西日本)
  • e-mansion
  • ホコロコインターネット
  • 住友不動産建物サービス
  • CIMS

光回線のほかにも、ケーブルテレビも対象なので確認してください。

沖縄県在住の場合は、適用回線を利用していれば自宅セット割未加入でもauフェムトセルに申し込めます。

光回線と併用する

光回線と併用する

自宅でのネット利用が多い場合は、UQモバイルの繋がりにくさを補うために光回線を活用しましょう。

光回線はケーブルを直接引き込むため、ポケット型Wi-Fiやホームルーターなどのモバイル回線よりも通信速度が速く、安定性も高いです。

また、UQモバイルと光回線をセットで契約すると「自宅セット割」を利用できるため、通信費の節約にもつながります。

通信の安定性を重視するなら、光回線との併用は有効な対策です。

デュアルSIMを活用する

デュアルSIMを活用する
おすすめ
サブ回線
最低
月額料金
回線
1,078円楽天
日本通信simロゴ290円ドコモ
iijmioロゴ440円ドコモ

他社回線のSIMを入れておけば、UQモバイルが繋がりづらい時に切り替えて使えます。

災害時や通信障害時にも役立つので、ぜひデュアルSIMを検討してください。

通常、サブ回線のおすすめとして真っ先に名前が挙がるのは基本料金0円のpovoですが、UQモバイルと同じくau回線を使用しているため、UQモバイルとのデュアルSIMには不向きです。

サブ回線を選ぶ際は、au回線以外のサービスを選びましょう。

楽天モバイル

楽天モバイルは3GB1,078円〜と基本料金が安く、家族割こども割シニア割などの割引サービスを適用するとさらにお得に使えます。

Rakuten Linkから発信すれば通話料も無料になるので、通話用SIMにも最適です。

また、楽天ポイントが貯まりやすくなるので、楽天経済圏を活用したい人に特におすすめです。

楽天モバイル
楽天モバイルプラン
月額料金1,078円/3GB
2,178円/20GB
3,278円/無制限
最低利用期間なし
キャンペーン家族や友達に紹介
最大20,000ポイント

楽天モバイルの料金プランは「段階性」で、データ消費が3GB未満の場合は1,078円で、たくさん使っても3,278円なので、データをたくさん消費する人にとっては、ものすごく安いのでおすすめです。

しかもテザリングも無料なので、Rakuten WiFi PocketのようなモバイルWiFi代わりとしても活用できるので、ビジネスマンに大変評価が高いです。

「通信品質が悪い」「人口密集地だと繋がりにくい」と言われていた時代もありましたが、現在は対応エリアも広がり問題なく使えているし、編集部スタッフの半分以上が契約しているような格安SIMです。

メリット
  • 新型iPhoneも契約可能
  • テザリングも無料
  • データは実質無制限
デメリット
  • 過去は評判が良くなかった
  • 会社の業績が心配

唯一の懸念とも言われるのが、楽天株式会社の業績不振により、本当に楽天モバイルは大丈夫なの?という運営会社に対しての不安があります。

ただサービス自体の評価は高いので、スマホ料金を安くして、さらにデータを気にすることなく使いたいという人にはおすすめのサービスです。乗換なら三木谷キャンペーンを活用するのがおすすめです。

\公式サイトだと8000ポイントも損をしてしまいます

三木谷キャンペーン

必ず特別サイトから申し込みましょう。

楽天モバイルの田舎でのつながりやすさは別の記事で解説しているので、参考にしてください。

日本通信SIM

日本通信SIMはドコモ回線を使用した格安SIMです。

最も安いプランは1GB290円で、追加データも1GBごとに220円と格安です。

なるべく安く回線を維持したい人におすすめです。

\ 1GB290円〜 /

IIJmio

IIJmioはデータ専用eSIMがお得です。

最も安いプランは2GBで440円で、余ったデータ容量は翌月まで繰り越せます。

電話番号は増やしたくないけれどデュアルSIMにしたいという人におすすめです。

IIJmio
IIJmioプラン
月額料金850円/2GB
990円/5GB
1,500円/10GB
1,800円/15GB
2,000円/20GB
最低利用期間なし
キャンペーンIIJmioひかりとセットで
光回線が月660円割引

IIJmioは契約時の申し込み特典が豊富なこともおすすめの理由です。

特にスマホの本体を安く購入できるキャンペーンを頻繁にしているため、スマホを安く手に入れたい人にはおすすめの格安SIMサービスです。

メリット
  • 家族でデータシェアが可能
  • 家族間の通話料が安くなる
  • キャンペーンの割引が充実
デメリット
  • 実店舗がない
  • 支払い方法がクレジットカードのみ

IIJmioはドコモ回線の格安SIMの中でも老舗の通信会社です。

安定した高品質な通信回線と手頃な価格でユーザーからの信頼が厚く、格安SIMの満足度アンケートでも常に上位にランクインしています。

またIIJmioひかりとセットで契約すると月660円の割引が適用されるため、固定回線とスマホの料金をまとめて安く抑えたい人におすすめの格安SIMです。

UQモバイルの田舎における電波状況によくある質問

UQモバイルの田舎における電波状況によくある質問の情報をまとめました。

UQモバイルの田舎における通信速度は?

UQモバイルは田舎でも100Mbps程度の通信速度が出るため、遅くて困るということはないでしょう。もちろん都市部や郊外でも高速通信が可能なので、どこに住んでいる人にでもUQモバイルはおすすめです。

>> UQモバイルの田舎における通信速度を詳しく見る

田舎でUQモバイルが繋がりにくい理由は?

田舎は都市部に比べて基地局の数が少ないため、1つの基地局にユーザーが集中して繋がりづらくなったり、山や谷など地形の影響で電波が届きにくくなる場合があります。5Gエリアも都市部から整備されるため、地方ではまだ5Gに対応していない場所も多く、速度が出づらい一因となっています。

>> 田舎でUQモバイルが繋がりにくい理由を詳しく見る

電波状況の改善方法は?

自宅の電波状況が悪い場合と認められた場合は、小型基地局のauフェムトセルを設置できます。また、自宅でインターネットを利用する機会が多いのであれば光回線の導入をおすすめします。外出時のモバイル回線に不安を感じているなら、デュアルSIM運用がおすすめです。

>> 電波状況の改善方法を詳しく見る

auフェムトセルは誰でも使える?

auフェムトセルは自宅の電波状況が悪い場合と認められないと利用できません。また、自宅セット割に加入していて対象の光回線を利用している人のみ申し込めます。なお、沖縄県在住で適用回線を利用していれば、自宅セット割未加入の場合もauフェムトセルに申し込めます。

>> auフェムトセルを詳しく見る

UQモバイルのサブ回線におすすめの格安SIMは?

UQモバイルのサブ回線におすすめなのはRakuten Linkからの発信で国内通話24時間無料の楽天モバイル、月額290円から使える日本通信、データ専用eSIMがお得なIIJmioです。

>> UQモバイルにおすすめのサブ回線を詳しく見る

まとめ

最後に、UQモバイルは田舎で使えるかをおさらいしましょう。

  • UQモバイルは田舎でも十分使える
  • 自宅の電波が悪い場合はauフェムトセルの設置を検討しよう
  • 自宅には光回線を導入、スマホはデュアルSIMにするのがおすすめ

UQモバイルはauの本回線を使用しているMNOなので、通信品質が高く田舎でも十分繋がります。

ただし、基地局との距離や位置関係、地形の影響などで繋がりづらい場合もあるので、デュアルSIMを活用したり自宅では光回線を利用するなどの工夫が必要です。

自宅でUQモバイルが繋がりにくい場合は、小型基地局のauフェムトセルの設置を検討しましょう。

自宅が田舎でスマホがちゃんと繋がるか心配な人には、格安SIMよりキャリアの本回線を使えるUQモバイルがおすすめですよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

もくじ