おすすめ格安SIM

UQモバイルは田舎でも使える?実際の通信速度を検証

「UQモバイルは田舎でも使える?」
「繋がらない場合の対処法は?」
「エリアの確認方法は?」

UQモバイルは通信品質の高さに定評があるサービスですが、田舎でも繋がるのか不安に思っている人も多いのではないでしょうか。

UQモバイルは田舎でも繋がります。
自宅の電波状況が悪い場合は、小型基地局の設置を依頼しましょう。

この記事では、UQモバイルが田舎でも使えるかを解説します。

田舎でUQモバイルの速度が遅くなる理由や、繋がりにくい時の対処法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

\ 田舎でも快適データ通信/

もくじ

UQモバイルは田舎でも快適に通信できる

UQモバイルは田舎でも快適に通信できる

UQモバイルは田舎でも快適に使えるのか、実際に山間部で通信速度を測定しました。

場所を移動しながら複数回測定しましたが、おおむね60〜100Mbps程度の速度が出ており、十分な通信品質を保っていました。

地方都市、地下駐車場、郊外の通信速度

地方都市・地下駐車場・郊外でも速度を測定しましたが、常に100Mbps以上出ており、どこでも快適に繋がりました。

場所通信速度
地方都市130Mbps
地下駐車場
(地方都市)
220Mbps
郊外450Mbps
山間部94Mbps

UQモバイルはMNOなので通信品質が高く、エリアを問わず快適に通信できるため、通信速度を重視する人に自信を持っておすすめできる格安SIMです。

田舎でUQモバイルの速度が遅くなる理由

検証結果からもわかる通り、UQモバイルは通信品質が高いので基本的には田舎でも快適に通信できます。

ただし、田舎は都市部より基地局の数が少なく、5Gエリアの拡大も進んでいないため、通信速度が遅くなりやすいのは事実です。

また、山や谷などの起伏の激しい地形では電波が届きづらくなるため、圏外になる場合もあります。

登山やキャンプ等で田舎に行く際は、事前にUQモバイルのエリアマップを確認しましょう。

基地局の数が少ない

基地局の数が少ない

田舎は都市部に比べて基地局の密度が低いため、1つの基地局に接続するユーザー数が増えると通信が混雑しやすくなります。

市街地には数百メートルごとに基地局がある一方、山間部や郊外では数km単位でしか設置されていないこともあり、その分繋がりづらくなることが考えられます。

地形によっては電波が届きにくい

地形によっては電波が届きにくい

電波にはまっすぐ進む性質があるため、山や建物などの障害物に当たると跳ね返って電波が弱くなります。

そのため、山や谷のように起伏の大きい場所では電波が届きにくく、圏外になることも少なくありません。

また、電波は水分に吸収・散乱されやすいため、雨の日や湿度の高い日には通信状態が不安定になる場合があります。

都市部と比べると5Gエリアが狭い

地方では基地局の整備がまだ十分とはいえず、主に4G回線での通信となるため、5Gに対応した都市部と比べて通信速度が劣るのが現状です。

特に田舎では、広いエリアを少ない基地局でカバーする必要があるため、遠くまで届きやすいプラチナバンドの電波が使われています。

プラチナバンドとは、700MHz〜900MHzの低周波数帯のことを指します。障害物に強く、建物内や地下でも繋がりやすいのが特長です。

プラチナバンドは建物の中や山間部でもつながりやすい一方で、高速通信にはあまり向いていないため、通信速度は控えめです。

一方、都市部ではプラチナバンドに加えて3.5GHz帯などの高周波数帯の電波もあわせて活用して、つながりやすさと速度の両立を図っています。

回線が混雑しやすい

田舎には基地局が少ないので、限られた帯域を周辺のユーザーで分け合わなければいけません。

帯域とは、通信に使う周波数の最高周波数と最低周波数の範囲のことです。

利用者の多い時間帯に特定のユーザーが集中して通信すると速度が低下しやすくなります。

UQモバイルのエリア確認方法

自宅で繋がるか不安な場合は、必ず契約前にUQモバイルのエリアマップを確認しましょう。

STEP
対応サービスエリアにアクセスする
対応サービスエリアにアクセスする

UQモバイルの対応サービスエリアにアクセスします。

STEP
エリアを選択する
エリアを選択する

確認したい都道府県名を選択します。

STEP
エリアを確認する
エリアを確認する

拡大・縮小、移動してエリアを確認しましょう。

名称特徴
5G
sub6
・6GHz未満の周波数帯
・比較的遠くまで電波が届きやすい
5G
NR化
・4G LTEで利用していた周波数を
 5Gに置き換えて利用
4G LTE・3G回線よりも通信速度が速い
・対応エリアが広い
STEP
完了

田舎でUQモバイルが繋がりにくい時の対処法

自宅の電波状況が悪い場合は、条件を満たせば小型基地局(auフェムトセル)を設置して通信環境を改善できます。

ただし、フェムトセルの利用には指定の光回線の契約が必要です。

外出時のモバイル通信が心配な人は、デュアルSIMの運用を検討しましょう。

小型基地局の設置を依頼する

小型基地局の設置を依頼する

自宅のUQモバイルの電波状況が悪い場合と認められた場合は、小型基地局のauフェムトセルを無料で設置できます。

auフェムトセルとは、インターネット回線を利用した自宅専用の小型携帯電話基地局です。自宅の電波が悪い人にのみ提供しています。

ただし、auフェムトセルを利用できるのは自宅セット割に加入していて、auフェムトセル適用回線を利用している人に限られるので注意しましょう。

auフェムトセル適用の光回線
  • auひかり
  • auひかりちゅら
  • UCOM 光レジデンス
  • U-NEXT光01
  • メガ・エッグ
  • BBIQ
  • ピカラ光
  • コミュファ光
  • eo光
  • フレッツ光ネクスト(東日本 / 西日本)
  • e-mansion
  • ホコロコインターネット
  • 住友不動産建物サービス
  • CIMS

光回線のほかにも、ケーブルテレビも対象なので確認してください。

沖縄県在住の場合は、適用回線を利用していれば自宅セット割未加入でもauフェムトセルに申し込めます。

光回線と併用する

光回線と併用する

自宅でのネット利用が多い場合は、UQモバイルの繋がりにくさを補うために光回線を活用しましょう。

光回線はケーブルを直接引き込むため、ポケット型Wi-Fiやホームルーターなどのモバイル回線よりも通信速度が速く、安定性も高いです。

また、UQモバイルと光回線をセットで契約すると「自宅セット割」を利用できるため、通信費の節約にもつながります。

通信の安定性を重視するなら、光回線との併用は有効な対策です。

デュアルSIMを活用する

デュアルSIMを活用する

他社回線のSIMを入れておけば、UQモバイルが繋がりづらい時に切り替えて使えます。

災害時や通信障害時にも役立つので、ぜひデュアルSIMを検討してください。

おすすめ
サブ回線
最低
月額料金
回線
1,078円楽天
日本通信simロゴ290円ドコモ
iijmioロゴ440円ドコモ

通常、サブ回線のおすすめとして真っ先に名前が挙がるのは基本料金0円のpovoですが、UQモバイルと同じくau回線を使用しているため、UQモバイルとのデュアルSIMには不向きです。

サブ回線を選ぶ際は、au回線以外のサービスを選びましょう。

楽天モバイル

楽天モバイルは3GB1,078円〜と基本料金が安く、家族割こども割シニア割などの割引サービスを適用するとさらにお得に使えます。

Rakuten Linkから発信すれば通話料も無料になるので、通話用SIMにも最適です。

また、楽天ポイントが貯まりやすくなるので、楽天経済圏を活用したい人に特におすすめです。

楽天モバイル

楽天モバイルはデータを多く使う人にも使わない人にも特におすすめの格安SIMです。

3GBまでなら1,078円、どれだけ使っても3,278円なのでデータ使用量に左右されず誰でもお得に使えます。

さらに、楽天ポイントも貯まりやすいのでポイ活したい人にもおすすめです。

  • データ無制限3,278円で使える
  • 最強家族プログラムなどの割引サービスが充実している
  • 専用アプリからの発信で国内通話無料

楽天モバイルでは楽天ポイント還元や端末割引などのキャンペーンを多数実施しているので、お得に乗り換えられます。

\ 楽天ポイント還元 /

\公式サイトだと8000ポイントも損をしてしまいます

楽天モバイル三木谷キャンペーン

必ず特別サイトから申し込みましょう。

日本通信SIM

日本通信SIMはドコモ回線を使用した格安SIMです。

最も安いプランは1GB290円で、追加データも1GBごとに220円と格安です。

なるべく安く回線を維持したい人におすすめです。

\ 1GB290円〜 /

IIJmio

IIJmioはデータ専用eSIMがお得です。

最も安いプランは2GBで440円で、余ったデータ容量は翌月まで繰り越せます。

電話番号は増やしたくないけれどデュアルSIMにしたいという人におすすめです。

IIJmio

IIJmioは格安SIMの老舗で、コスパが良く通信速度も安定しています。

  • 他社から乗り換えで110円〜端末を購入できる
  • ドコモ回線またはau回線が選べる
  • 2GB〜55GBまでの豊富な料金プラン

光回線サービスのIIJmioひかりとセットで使うと、光回線の基本料金から毎月660円割引されるので通信費を安くしたい人にもおすすめです。

また、データ増量キャンペーンや月額料金の割引キャンペーンを実施していることが多いので、公式サイトをチェックしてお得に申し込みましょう。

\ スマホが110円〜買える /

UQモバイルの田舎における電波状況によくある質問

UQモバイルの田舎における電波状況によくある質問の情報をまとめました。

UQモバイルの田舎における通信速度は?

UQモバイルは田舎でも100Mbps程度の通信速度が出ており、遅くて困るということはないでしょう。もちろん都市部や郊外でも高速通信が可能なので、どこに住んでいる人にでもUQモバイルはおすすめです。

>> UQモバイルの田舎における通信速度を詳しく見る

田舎でUQモバイルが繋がりにくい理由は?

田舎は都市部に比べて基地局の数が少ないため、1つの基地局にユーザーが集中して繋がりづらくなったり、山や谷など地形の影響で電波が届きにくくなる場合があります。5Gエリアも都市部から整備されるため、地方ではまだ5Gに対応していない場所も多く、速度が出づらい一因となっています。

>> 田舎でUQモバイルが繋がりにくい理由を詳しく見る

電波状況の改善方法は?

自宅の電波状況が悪い場合と認められた場合は、小型基地局のauフェムトセルを設置できます。また、自宅でインターネットを利用する機会が多いのであれば光回線の導入をおすすめします。外出時のモバイル回線に不安を感じているなら、デュアルSIM運用がおすすめです。

>> 電波状況の改善方法を詳しく見る

auフェムトセルは誰でも使える?

auフェムトセルは自宅の電波状況が悪い場合と認められないと利用できません。また、自宅セット割に加入していて対象の光回線を利用している人のみ申し込めます。なお、沖縄県在住で適用回線を利用していれば、自宅セット割未加入の場合もauフェムトセルに申し込めます。

>> auフェムトセルを詳しく見る

UQモバイルのサブ回線におすすめの格安SIMは?

UQモバイルのサブ回線におすすめなのはRakuten Linkからの発信で国内通話24時間無料の楽天モバイル、月額290円から使える日本通信、データ専用eSIMがお得なIIJmioです。

>> UQモバイルにおすすめのサブ回線を詳しく見る

まとめ

最後に、UQモバイルは田舎で使えるかをおさらいしましょう。

  • UQモバイルは田舎でも十分使える
  • 自宅の電波が悪い場合はauフェムトセルの設置を検討しよう
  • 自宅には光回線を導入、スマホはデュアルSIMにするのがおすすめ

UQモバイルはauの本回線を使用しているMNOなので、通信品質が高く田舎でも十分繋がります。

ただし、基地局との距離や位置関係、地形の影響などで繋がりづらい場合もあるので、デュアルSIMを活用したり自宅では光回線を利用するなどの工夫が必要です。

自宅でUQモバイルが繋がりにくい場合は、小型基地局のauフェムトセルの設置を検討しましょう。

自宅が田舎でスマホがちゃんと繋がるか心配な人には、格安SIMよりキャリアの本回線を使えるUQモバイルがおすすめですよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

もくじ