「dinomoってどんなサービス?」
「dinomoのメリットは?」
「本当につながりやすい?」
つながりやすい格安SIMならdinomoがおすすめですが、dinomoは新しいサービスなので、サービス内容やメリットがわからない人が多いと思います。

dinomoは、トリプルキャリア対応で通信障害に強い格安SIMです。
初月無料で契約期間の縛りがないので乗り換えも安心ですよ。
本記事では、dinomoがどのようなサービスか徹底解説します。
サービス内容だけでなく、メリットやデメリット、実際の繋がりやすさも検証しているのでぜひ参考にしてください。
\ トリプルキャリア対応 /
dinomoとは?


dinomoとは、業界初のドコモ、au、楽天モバイルの回線を1台のスマホで利用できる格安SIMです。
1回の契約で簡単にデュアルSIMを運用できます。
デュアルSIMとは、1台のスマホで2つのSIMを利用できる機能です。
2つの回線を、利用用途に応じて切り替えながら使えます。
また、dinomoは基本的にトリプルキャリアプランのワンプラン制ですが、ドコモ回線のみ418円~利用できるなど、48通りのカスタマイズも可能です。



使う場所に応じて最適な回線に切り替えられるので、通信エリアの広さや安定性を求める方はチェックしてください。
dinomoが災害時におすすめな理由


dinomoはトリプルキャリア対応なので、災害時の通信障害を他の回線でカバーできます。
また、1度の契約でデュアルSIMにできるので、デュアルSIMを使ってみたい人にもおすすめです。
トリプルキャリア対応で通信障害をカバーできる


dinomoは、ドコモ・楽天モバイル・auのトリプルキャリアに対応していので、通信障害が発生してもいずれかの回線でカバーできます。
災害時には通信障害が起きやすいのですが、仮に楽天モバイルが通信障害を起こしてもドコモまたはau回線でカバーできる可能性があります。
システムトラブルなどでも通信障害は起こりますが、災害以外で同時に3つのキャリアで使えない事態はほぼありません。
1つの契約で3つの回線を契約できるdinomoだからこそ、他社より安心してスマホを使えます。
簡単にデュアルSIMを運用できる


dinomoは、デュアルSIMを1パッケージ化した業界初のサービスを展開しており、簡単にデュアルSIMを使えます。
最近のスマホ端末はデュアルSIMに対応していますが、実際に2つのSIMを利用しているユーザーは少数です。
dinomoなら、1度の契約で楽にデュアルSIMにできます。



デュアルSIMがどういう使い方なのか試してみたい人にもdinomoはおすすめです。
dinomoのつながりやすさを検証
実際に編集部でdinomoを契約し、通信エリアの確認や速度を調べました。


- 3キャリア対応で通信エリアが広く繋がりやすい
- 繋がりにくい場合は回線を切り替えてデータ通信できて安心
- 通信速度が速い
- 高層階や地下では電波を掴みづらい場合がある
- 他社格安SIMと比較すると料金は高め
dinomoは楽天回線でもドコモ回線でもほとんどの場所で快適に使えました。
仮に繋がらないエリアがあっても、回線を切り替えれば通信できる利便性が魅力です。
楽天回線のつながりやすさ
楽天回線の電波状況を検証したところ、高層階や山間部、地下でも圏外にならず快適に通信できました。
混雑していて電波が繋がりにくいと言われている大阪万博会場でも検証しましたが、安定した高速回線を楽しめました。



5Gに繋がるエリアでは、200Mbps以上出てかなり高速でしたよ!
市街地


楽天モバイルは地方で繋がりにくいというイメージがありましたが、4Gエリアで50〜80Mbpsと十分な速度が出ていました。
Web検索はもちろん動画視聴などもスムーズにできる速度です。
一般的に速度が低下しやすい昼の時間帯でも安定した速度を保っていたので、安心して使えることがわかりました。
高層階


高層階でも快適に通信できました。
5Gに繋がったもののアンテナが2本しか立たなくて不安でしたが、速度を計測したところ120Mbpsも出ました。
4Gに繋がると10Mbps以下になりましたが、Web検索などの最低限の利用は問題なくできました。
同じ階数でも繋がりにくい場所があるので、高層階で通信する際は場所を移動すると良いでしょう。
地下街


楽天回線に限らず地下では電波が入りづらくなりますが、高速通信ではないもののWebサイト閲覧やSNSは快適に使える程度の速度が出ました。
地下街の場所によっては70Mbps以上の速度が出たので、電波が入りづらい場合は場所を変えてみましょう。
山間部


電波が入りづらいかと思っていた山間部でも、100Mbps出ており思いのほか快適でした。
さらに田舎の方の山間部でも計測しましたが、30Mbps以上の速度だったので動画は高画質で楽しめました。
楽天パートナー回線


山間部の楽天モバイルのパートナー回線エリア(au回線)の電波状況も検証したところ、しっかり繋がりました。
10Mbps程度の速度でしたが、マップアプリやWebサイト閲覧なら問題なく利用できます。
大阪万博


大阪万博の開幕直後は電波状況が悪く、入場チケットのQRコード表示に時間がかかる問題が報告されていましたが、QRコードの表示に時間はかからずスムーズに入場できました。
また、会場内に各キャリアの基地局が設置されており、基地局近くでデータ通信すると200〜300Mbpsの速度が出て快適に使えました。
ドコモ回線のつながりやすさ
dinomoのデータ通信は楽天回線がメインなので、ドコモ回線に切り替える機会は少ないかもしれませんが、ドコモ回線でもしっかり繋がりました。
市街地では4Gで30Mbps以上、山間部など一般的に電波が弱まりやすい場所でも圏外にはなりませんでした。
楽天回線がつながりにくい場合はドコモ回線に切り替えられるので安心です。



5Gに接続できるエリアなら、さらに高速な通信ができますね!
市街地


市街地ではどの時間帯でも安定した速度でした。
通話もネットも快適に楽しめました。
高層階


高層階でも十分な速度が出ていました。
仮に楽天の電波が弱くてもドコモ回線に切り替えできるので安心して利用できます。
遅くても20Mbpsの速度が出ているので、動画を見るにも十分な速度です。
地下街


地下街では、Webサイトの閲覧やSNSは問題ありませんが、15Mbpsほどの速度なので高画質の動画視聴は難しい状況でした。
ただし、込み合う12時台を避けたり、場所を変えたりすると40Mbpsの速度で安定しました。
山間部


山間部では、高速ではないもののしっかり電波が入りました。
ドコモ回線は広いエリアで利用できるので、山間部でも圏外にはならず、Webサイト検索やチャットは快適に利用できます。
dinomoのメリット


dinomoは3回線に対応しているので、ほとんどのエリアで利用できます。
料金プランは48通りのカスタマイズが可能で、キャンペーン中の契約なら初月無料です。
契約期間の縛りもなくいつでも解約できるので、安心してdinomoを試してみましょう。
また、dinomoは端末を取り扱っているので、契約と同時に動作確認済み端末を購入できます。
順番に解説します。
3回線に対応しているのでほとんどのエリアで使える


dinomoはドコモ、楽天モバイル、au回線の3回線に対応しており、広いエリアで使えます。
エリアのカバー率は99.99%以上なので、ほとんどのエリアで電波の心配は不要です。
原則、音声通信はドコモ回線を使い、データ通信で楽天回線を使います。
楽天モバイルのエリア外地域では自動でau回線に繋がるので、まだ楽天のエリアが狭いという地域でも安心して契約しましょう。
料金プランをカスタマイズできる


dinomoの料金プランは、原則トリプルプランの1プラン制ですが、ユーザーのニーズに合わせて48通りのカスタマイズが可能です。
内容 | |
---|---|
dinomo 基本プラン 月額5,148円 | ドコモ 5GB 楽天+au 50GB 10分かけ放題 |
基本プラン以外にもデータ容量やかけ放題の有無を選べます。
組み合わせ例 | 月額料金 |
---|---|
ドコモ 5GB 楽天+au 50GB 10分通話無料 | 5,148円 |
ドコモ 5GB 楽天+au 100GB 完全かけ放題 | 6,688円 |
ドコモ0GB 楽天+au 50GB 5分かけ放題 | 4.466円 |
ドコモ 5GB 楽天+au なし かけ放題なし | 825円 |
dinomoはトリプルプランを選んでこそメリットを受けられるサービスですが、データ容量やかけ放題は自由に決められるので、最適なプランで契約しましょう。
初月無料で使える


dinomoは新規でもMNPでも初月無料で利用可能です。
特に、他社から乗り換えの場合は、乗り換え前の通信サービスと基本料金が重複しないので安心して契約できます。
開通させたタイミングで課金開始されるので、月初に開通させれば1ヵ月分お得です。



初月無料キャンペーンは手続きやクーポンコード入力など不要です。
安心して申し込みましょう。
ただし、事務手数料(3,300円)やオプションサービス(通話オプション、データ追加など)は初月無料の対象外です。
契約期間の縛りや違約金がない


dinomoには契約期間の縛りや違約金がないので、満足できなければいつでも解約できます。
試しに使ってみて、自分に合わないと思ったら違約金なしで解約できるので、安心して契約してください。
端末購入やレンタルに対応している


dinomoは端末の購入やレンタルに対応しています。
端末を取り扱っていない格安SIMもありますが、dinomoなら契約と一緒に購入できます。
一部機種はレンタルにも対応しているので、短期間の使用にもおすすめです。



準備されているスマホ端末は多くありませんが、iPhoneやAndroid端末の最低限の品ぞろえはあります。
海外でも2GBまで通信できる


dinomoは海外でも2GBまでは無料で通信できます。
楽天モバイル回線が海外ローミングに対応しているため、追加の申し込みは不要です。
利用例 | 2GB およその利用目安 |
---|---|
メール送受信 | 200,000通 |
LINEメッセージ | 400,000通 |
Webページ閲覧 (テキスト中心) | 4,000~ 20,000ページ |
2GBなので動画視聴には不向きですが、メールやチャットなどのテキストベースならかなり多くのやりとりができます。
dinomoのデメリット
dinomoと他社格安SIMを比較すると料金は安くないので、月額料金で選ぶ通信サービスではありません。
3回線に対応しているので通信障害に強いのですが、au回線が利用できるのは楽天がエリア外の場合のみです。
また、MNP転入・転出できるのはドコモ回線のみなので注意しましょう。
順番に解説します。
他社格安SIMより料金が高い
dinomoは、他社格安SIMと比較すると料金は安くありません。
dinomoは災害時や通信障害時の繋がりやすさや、一度の契約でデュアルSIMにできる高い利便性が魅力のサービスです。
料金の安さではなく、通信エリアや通信障害に強い格安SIMを探している方はdinomoを選びましょう。
au回線が使えるのは楽天モバイルのエリア外のみ
dinomoはトリプルキャリア対応と言っているものの、au回線を使えるのは楽天モバイルがエリア外の場合のみです。
楽天モバイルのパートナー回線がauなので、楽天モバイルのエリア外でau回線が使われます。
パートナー回線とは、携帯キャリアが自社のネットワークエリア外でもサービスを提供できるように、他社の回線を借りる仕組みです。ユーザーは意識することなく最適な回線に自動接続されるため、より広いエリアで通信サービスを利用できます。
楽天モバイルのエリアもかなり広がっているので、実質使えるのはドコモと楽天モバイルです。
MNP転入・転出できるのはドコモ回線のみ
dinomoにはドコモ回線と楽天モバイル回線どちらにも電話番号が付与されていますが、MNP転入・転出できるのはドコモ回線のみです。
楽天モバイルの電話番号はレンタルなので、転入や転出には対応していません。
端末購入は一括払いのみ


dinomoはスマホ端末の販売もしているので、契約と同時に購入できますが、一括払いのみ対応しています。
他社のように分割払いや、端末の下取りサービスはありません。



最新機種が欲しい人や分割払いで購入したい場合は、利用したいスマホ端末を別の店舗で購入しましょう。
dinomoのデュアルSIM設定方法


dinomoはSIMカード+eSIMのデュアルSIMでの運用が基本です。
設定する前に、利用したいスマホ端末のSIMロックが解除されているか確認しておきましょう。
SIMロックとは、特定の通信事業者でしか使えないようにスマホ端末を制限する仕組みです。
SIMロックは、利用している通信事業者の公式ウェブサイトや電話、店舗で解除できます。
dinomoでデュアルSIMを使う場合の設定方法を順番に解説します。


- 「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」の順にタップする
- 既にインストールされているプロファイルをタップする
- プロファイルの削除をタップする
- パスコードを入力し「削除」を実行す


- 「設定」→「モバイル通信」→利用している回線をタップする
- 「この回線をオンにする」をオフにする



STEP3以降のデュアルSIM設定は、必ずドコモ、楽天モバイルの順番で行ってください。


- 「設定」→「ダウンロード済みのプロファイル」の順にタップする
- 「インストール」→「パスコード」→「次へ」→「インストール」の順にタップする
- 右上の「完了」をタップする
- 音声通話ができ、Wi-Fiオフの状態でもネット通信ができるか確認する
ここからは利用するiPhoneで操作してください。
- STEP6で表示したQRコードを標準のカメラアプリで読み取る
- 「続ける」→「完了」→「続ける」の順番にタップする
- 「デフォルト回線」の設定で必ず「主回線」を選択し「続ける」をタップする
- 「imessage、FaceTime、AppleIDに追加」も必ず「主回線」を選択する
- モバイルデータは必ず「副回線」を選択し「完了」をタップする
電波強度を表すアイコンが2列表示されており、コントロールセンターで確認しても2つのキャリアロゴが表示されていれば完了です。
Wi-Fiをオフにしてもネット通信ができるか確認しましょう。
dinomoによくある質問
dinomoによくある質問の情報をまとめました。
- dinomoの特徴は?
dinomoは1台のスマホでドコモ・楽天モバイル・auの3つの回線を利用できる格安SIMで、通信エリアが広く通信が安定しています。1回の契約でデュアルSIMを運用できる上に、48通りの料金プランのカスタマイズも可能です。
- dinomoが災害時におすすめな理由は?
dinomoはトリプルキャリア対応なので、対応エリアが広く通信障害に強いサービスです。災害時は通信障害が起きやすいですが、仮に楽天モバイルが通信障害を起こしても、ドコモ回線でカバーできます。楽天モバイルが繋がらないエリアではパートナー回線のau回線を利用できます。
- dinomoの通信速度は遅い?
dinomoの通信速度は遅くありません。実際に契約して確認しましたが、市街地や山間部でも快適に通信でき、エリアによっては100Mbps以上の速度が出ました。通信しづらい場所があっても、他の回線に変更して快適に通信できます。
- dinomoのメリットは?
dinomoは3回線対応で通信エリアが広く、カスタマイズできる48通りの料金プランで幅広いユーザーに対応できます。また初月無料で契約期間の縛りがないので、気軽に試せます。端末購入やレンタルにも対応しているので、dinomo対応の端末を探す手間も少なくて済みます。また、楽天モバイルと同じく海外でのデータ通信も2GBまで無料で使えるので旅行やビジネスにもおすすめです。
- dinomoのデメリットは?
dinomoは災害対策や1度の契約でデュアルSIMにできる利便性はありますが、他社格安SIMと比べると料金は安くありません。またトリプルキャリアと言っていますが、au回線が使えるのは楽天モバイルがエリア外の場合のみです。
まとめ
最後に、dinomoをおさらいをしましょう。
- dinomoはトリプルキャリア対応で通信エリアが広い
- 災害時や通信障害でも3回線のうちどれか1つでカバーしやすい
- 簡単にデュアルSIMにできるので利便性が高い
- 初月無料で契約期間の縛りはない
dinomoはドコモ・楽天モバイル・au回線を1台のスマホで使えるので、人口カバー率は99.99%とかなり広いです。
通信障害にも強く、災害時にもdinomoなら3つの回線のどれか1つでカバーできる可能性があります。
また、dinomoは1度の手続きでデュアルSIMにできるので、デュアルSIMを使ってみたいという方にもおすすめの格安SIMです。



dinomoはつながりやすさを重視したい人におすすめです。
初月無料で契約期間の縛りもないので、気になる人は気軽に試してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。